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健康法の第一は、体を損なう原因を省くことである。体の内にあるものは、自分自身の欲望を押さえられないことにより、外から入ってくるものは、環境による。自分の欲望のまま生活しないで、環境の変化にたいして常に注意していれば、健康で元気に暮らせる。
自分の欲望を押さえるのは、健康法の基本である。欲望を押さえると、体の調子を上げ、外の環境に負けなくなる。一方で抑制ばかりしているとストレスが溜まりすぎる。適度に欲望を満たし、過度な欲望を制限するのが必要である。
食事の量は、適度に大食をしない。胃腸に負担をかけるものを食べない。性欲も度をすぎないようにする。睡眠は短すぎず、長すぎない。運動不足にならないよう、適度に運動をして気分転換をはかる。とくに食後は少し散歩をするとよい。
通常どんなことでも頑張った努力に比例して効果がある。人間の健康も同じで、健康法を常に意識し、よく考え実行すれば、常に健康でいられ、結果的に長生きすることができ、人生を楽しむこともできる。
自分の体を中高年になっても守り、元気で長生きをしたいのなら、青少年時より健康を保ちつづける方法を学び実践することが大事である。青少年時の習慣はなかなか変えられず、中高年になって重くのしかかってくることも多い。
人間と言う文字は人の間(に生きる)と書く。今日の自分は色々な人たちに支えられ、また様々な人たちを支えている。お互いの支えあいの中で健康を維持し、お互い安心している。一方で、自分の身体を不健康な状態にもっていくのはよくない。
長寿社会と言われるようになって久しいが、元来、人は健康で長生きしたいものである。健康で長生きするための方法を知り実践することは人生で最も大事なことである。その上で自己実現もなされるが、健康で長生きしないと自己実現も難しい。
あまりにも欲望が強く、その欲望で身体を壊しそうなときは、その欲望をコントロールしないといけない。食欲、金銭欲、名誉欲、性欲など際限なく求めるよりは、自分の体調を維持しながら欲を持つことの方が大事であろうことは、誰にも分かる。
人生を楽しく過ごすことは一つの目的でもあろうが、限度をわきまえないと楽しみすぎて寿命を縮めることにもなりかねない。たとえお金をたくさん儲けたとしても、美食を多く食べたとしても、飽きるほど性欲を満たされたとしても、かえって自分の健康を損ない、結果として楽しい人生を過ごせなくなってしまったら、儲けたお金も美食も性的満足も意味が無くなってしまう。