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2008.06.08 19:22 |  診療  |  heartcross  | 推薦数 : 0

睡眠とインスリン抵抗性

徐波睡眠SWS(ノンレム睡眠NREMのもっとも深い段階)がグルコースのホメオスタシスに関与しているとの報告があります。

加齢や肥満に伴う徐波睡眠減少、睡眠の質の低下した状況では糖尿病発症リスクが高まると報告されています。

このことから睡眠の持続時間と質の改善で糖尿病の発症リスクを低下させる可能性もあるかもしれません。

NREMを妨げられた場合にインスリン感受性が低下する実験結果をシカゴ大学のグループが報告しています。

このインスリン感受性の低下はインスリン分泌の増加を伴っておらず、耐糖能自身が低下しているようです。

加齢の特徴でもある、慢性的な浅いNREM睡眠、インスリン感受性低下、糖尿病発症リスク上昇はNREMが一番根本的な問題なのかもしれない。

肥満している人も、睡眠呼吸障害が多く、SWSが少ないとされ、糖尿病発症リスクの原因になりうる。

SWSは記憶の定着という、神経学的機能を担っているほかにも糖尿病に関するインスリン感受性にも関与しているようです。

 

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