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2006.06.25 20:17 |  診療  |  heartcross  | 推薦数 : 0

注射型から吸入型のインスリンへ

米国では吸入型のインスリン製剤の販売が認可されている。

以前から開発の報告はあったが、臨床実用第一弾が米国で今年中に始まる予定である。

ただ、吸入型インスリン製剤は速効型インスリンであり、毎回の食事ごとの吸入が必要になりそうである。

現在多用されている注射型のインスリンは速効型・中間型・遅効型があり、速効型だけを使っている人よりは一日一回の注射でいい中間型や遅効型を使っている場合の方が多い。

米国でも一気に注射型から吸入型には移行しないであろうが、当面の注射型と吸入型の併用になったりする可能性はある。将来的に吸入式の中間型・遅効型が開発されたら注射型はなくなってしまうであろう。

毎回の食事ごとのインスリン吸入はインスリン注射に抵抗のある糖尿病のコントロールの悪い患者やインスリン注射ができない糖尿病の高齢者などには朗報である。

一方で、内服薬の場合は過度の低血糖発作などをきたす場合はすくないが、インスリン製剤吸入は過度の低血糖を来たす場合があるので要注意でもある。

いずれにしろ、インスリン吸入剤は日本での認可も早々に認めていくべきでしょう。

もちろん、糖尿病予防の過食、体重過多には厳重な注意が必要です。また糖尿病の治療の基本は食事療法です。

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