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米国では吸入型のインスリン製剤の販売が認可されている。
以前から開発の報告はあったが、臨床実用第一弾が米国で今年中に始まる予定である。
ただ、吸入型インスリン製剤は速効型インスリンであり、毎回の食事ごとの吸入が必要になりそうである。
現在多用されている注射型のインスリンは速効型・中間型・遅効型があり、速効型だけを使っている人よりは一日一回の注射でいい中間型や遅効型を使っている場合の方が多い。
米国でも一気に注射型から吸入型には移行しないであろうが、当面の注射型と吸入型の併用になったりする可能性はある。将来的に吸入式の中間型・遅効型が開発されたら注射型はなくなってしまうであろう。
毎回の食事ごとのインスリン吸入はインスリン注射に抵抗のある糖尿病のコントロールの悪い患者やインスリン注射ができない糖尿病の高齢者などには朗報である。
一方で、内服薬の場合は過度の低血糖発作などをきたす場合はすくないが、インスリン製剤吸入は過度の低血糖を来たす場合があるので要注意でもある。
いずれにしろ、インスリン吸入剤は日本での認可も早々に認めていくべきでしょう。
もちろん、糖尿病予防の過食、体重過多には厳重な注意が必要です。また糖尿病の治療の基本は食事療法です。
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潰瘍性大腸炎が日本でも増えてきている。
大腸内視鏡検査の普及と病気の認識向上も寄与しているであろうが、他にも原因があるのかもしれない。
潰瘍性大腸炎は原因不明であるが、免疫異常、遺伝子異常、環境因子などが疑われている。
一般的には頻回の下痢に微熱を伴い、トイレットペーパーに血がつく10~30代の若い世代は潰瘍性大腸炎の可能性もあり要注意である。
大腸内視鏡検査で診断がつきますが、早期の場合は典型的な所見を呈さない場合もあり、消化器病専門医の診断で治療を行うのがいいでしょう。
潰瘍性大腸炎専用の治療薬もあります。
しかし重症化するとなかなかコントロールの悪い病気でもあります。軽症でも再発が多くやっかいな病気です。潰瘍性大腸炎では継続した治療を年単位で行い方がいいでしょう。
軽症ではトイレに頻回に行っているだけと思われてしまう、周囲から理解されにくい病気ですが、東京都では難病指定も受けています。
我慢を重ねると病状が重症化することもあり、気軽に消化器科のある医療機関で相談することをお勧めします。
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2006年冬に米国ではやったインフルエンザの中に通常用いる抗ウイルス剤の耐性を持つウイルス(A香港型:H3N2型)がでていたとのことです。
薬剤耐性ウイルスは2年前に2%、1年前に11%と増加傾向にあるらしい。
薬剤耐性で有名なのはMRSA(抗菌剤体制の黄色ブドウ球菌)です。
MRSAに効果のある抗菌剤が登場した際にはこぞって医療機関で使われました。マスコミもこぞって報道していました。
その結果、過剰な薬剤使用でMRSAに効果のある抗菌剤に耐性を持つ細菌が出現。その抗菌剤は薬剤耐性を調べてからしか使えなくなってしまいました。
細菌・ウイルスは絶滅の危機に際して進化するのが常です。
新型インフルエンザ騒ぎも同様の様相を呈しているのではないでしょうか。医療機関・マスコミとも抗ウイルス剤の必要性を我先にと言い出しています。国でも備蓄をしました。
必要な処置ではありますが、行過ぎると、そうでなくともどんな薬剤に対しても耐性ウイルスはいずれ必ず出てきます。新型ウイルスも抗ウイルス剤に対して薬剤耐性を確保する可能性があります。
ウイルスも生存競争の中で、生き延びてきているのです。いたちごっこです。
通常のインフルエンザでも抗ウイルス剤を使う必要のない軽症の場合もあります。
その一方で抗ウイルス剤が必要などころか、入院治療を行わなければならない重篤な場合もあります。
薬剤治療は本当に必要なのかどうか、あえて使う必要がないのか、それとも入院治療まで必要なのかどうかを医師はしっかりと見極める義務があります。患者・家族はそのための病状を詳細に説明する義務があります。
両者の信頼関係とお互いの協力した治療でこそ、正しい成果と無用な薬剤耐性の防止が出来ます。
安易な薬剤使用は避けなければなりません。
ただ、医療には不確実な要素があり、そこが相互不信を来たす温床でもあるのが悩みの種です。
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女性のはくストッキングではありません。治療用の締め付け力の強い弾性ストッキング(保険は使えません)の話です。
下肢に静脈瘤ができたり、リンパ浮腫でむくんでしまう場合の治療手段に使います。
下肢静脈瘤やリンパ浮腫はマッサージだけでは十分に効きません。
マッサージを行うとしてもリンパ・ドレナージで行わなければいけません。
下肢静脈瘤はひどい場合には手術ですが、軽度の場合は弾性ストッキングで対処します。
リンパ浮腫は炎症を抗生剤治療したり、利尿剤で対処したりしますが、弾性ストッキングも効果的です。
立ち仕事で足が疲れる方や足に静脈瘤がある人にお勧めです。
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胃のポリープには過形成・胃底腺・腺腫の3タイプがあります。
胃のポリープは胃の内視鏡検査をした人の0.05-0.5%に見つかります。
過形成ポリープは赤みがある易出血性です。全ポリープの90%位を占めています。癌になる確率は1-2%程度。ヘリコバクター・ピロリ菌が関与している可能性が高いです。
IL8などにより炎症性にできまるとされています。除菌すると70%程度消失するとも言われています。消失しないポリープは内視鏡的切除を行ったりします。過形成ポリープは胃全体にできます。
胃底腺ポリープは色に特徴はありません。全ポリープの5%位を占めています。癌になる確率は0に近いです。ヘリコバクター・ピロリがあるとできにくいとされています。胃体部領域にできやすいとされています。
胃腺腫のポリープは白っぽいポリープです。全ポリープの5%位を占めています。癌になる確率は10-20%あるので要注意です。
胃腺腫のポリープはヘリコバクター・ピロリ菌が関与している可能性がありますが、除菌しても消失しません。内視鏡的切除を行ったりします。胃全体にできます。
胃のポリープの相談は内視鏡検査の出来る施設の消化器科の医師に相談するのがいいでしょう。
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アトピー性皮膚炎では皮膚に炎症があるためにかゆみと湿疹がでます。
かゆみで昼夜眠れないと心身の疲れも蓄積し、体力も消耗します。体力が消耗すると免疫力も低下してアトピーが悪化することもあります。
アトピーは環境の変化に伴う刺激やストレスなどで悪化することもあります。
ストレスとの付き合い方も大切です。
このように体本来の治癒力が落ちていると皮膚の機能も低下しアトピーが悪化することがあります。
一方で、アトピーではアレルギーを起こす「食」の改善、炎症を誘発する油・肉の制限、運動、睡眠、排泄の改善など生活習慣を整えることも大切です。
和食中心の方が洋食中心よりはいいでしょう。
通常はスキンケアに軟膏(ひどいときにはステロイド軟こう)を使ったり、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を使いますが、補中益気湯などの漢方薬が補助効果があることもあります。小青竜湯も補助効果が期待できることがあります。
西洋薬と漢方薬の併用も同効薬だと保険請求を認めてもらえなかったりしますが・・・
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ニコチン依存症の7割は禁煙で失敗しているとの大阪府健康科学センターでの調査報告がある。
1・タバコの本数が予定より多くなる。
2・禁煙や減煙できなかったことがある。
3・タバコを減らすとタバコがほしくなる。
4・タバコを減らすとイライラしたり、不快になる。
5・タバコが健康を害しているとわかっていても吸う。
これらの場合はニコチン依存の可能性が高いらしい。
ニコチンから逃れるために禁煙治療をうけたり、音楽でリラックスしたりしてみてはどうでしょう。
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乾燥すると症状が悪化するのは・・・
気管支炎・・・
ドライマウスやドライアイ・・・
アトピーや感想肌・・・
気管支炎の患者では水泳や剣道など気管支の乾燥が少ないスポーツの方が他のスポーツよりいいともされています。
気管支炎では気道の過敏性が亢進しており、運動誘発喘息も来たしやすいので準備運動をしっかり行って、数分以上体を軽く動かしてからスポーツを行った方がいいでしょう。
運動誘発喘息は運動をやめると数十分で軽快します。マラソン・サッカーなどは運動誘発喘息を起こしやすいので特に準備運動が大切です。
ドライアイやドライマウスでは乾燥が顕著に体に効いてきます。加湿器などで加湿するのが大切です。
ドライマウスではガムやキャンデイーなどで唾液腺を刺激するのもいいです。あまりひどい場合は医療機関で人工唾液の処方をうけるのもいいでしょう。
ドライアイは乾燥以外にもテレビ・パソコンモニターを長時間見ることでもおきやすくなります。エアコンを直接顔に当てるのもよくありません。コンタクトレンズを使用している人やお年寄りではドライアイがおきやすいので特に要注意です。時折、瞬きを意識的にするのもいいでしょう。蒸しタオルを目の上にのせるのも効果的です。
アトピーで乾燥肌の場合は、専門治療が必要ですが、保湿剤や保湿スプレーで乾燥予防を心がけたり、シャワーで汗やほこりを除去するのも予防には効果的です。
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禁煙すると太る?
これは誤解である。
喫煙で血管収縮などを起こし胃腸の血流が悪かったのが、喫煙で血行がよくなり、栄養吸収力が元に戻るだけである。
また、口寂しいのもあり、つい食べてしまう。
こういった状況で体重が増える場合が多い。禁煙時には緑黄色野菜やキノコ、海藻類の摂取を増やして体重増加予防の対処をするのがいいでしょう。
女性は喫煙で寂しさを紛らわしている場合も時にはあります。
喫煙で肌荒れや味覚を悪くしたり、肺がんや子宮ガンのリスクを高めることの方が寂しさを紛らわすよりいいのだろうか?よく考えてみないといけません。
妊娠時の喫煙では子供にまで悪影響がでます。
女性が禁煙する場合、月経終了直後から行うのが成功率高くていいようです。
禁煙でつらいのは最初の2週間。
ニコチン依存なら保険適応になったニコチンパッチや薬局で手に入るニコチンガムの手助けを借りましょう。
心理的依存には散歩やストレッチなどの気晴らしがいいでしょう。
禁煙で心身ともに健康でいたいものです。
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口臭対策を原因から考えてみよう。
まず、歯周病・歯槽膿漏。歯茎からの出血などがあるとそれ自身でも口臭をきたしやすいが、舌が白く苔状になると舌苔から硫黄成分ガスが発生し口臭につながる。まず、ここを歯科でチェックしてもらうのが大切でしょう。
次に唾液分泌低下。ドライマウスとも言われていますが、睡眠不足やストレスで唾液が減ると口の中の汚れが落ちにくくなり、抗菌作用も減る。唾液の分泌低下をきたす病気もあります。内科医によく見てもらうのがいいでしょう。人工唾液で治療する場合もあります。
そして、糖尿病や喉や鼻や胃の病気で口臭を来たす場合もあります。これらの疾患は内科・耳鼻咽喉科・消化器科での診察でチェックし治療します。
こうした診断・治療でまったく異常ない場合は・・・
本人の「思い込み」の場合もあります。
それでもやはり口臭が気になるようなら、洗口剤で消毒・殺菌をしたり、砂糖入りチューインガムで口腔内を酸性にして唾液分泌を促したりしましょう。
歯間ブラシやフロスの使用も試みてください。
また、舌磨きも重要です。舌苔(舌のざらざら表面は正常です。あくまで白い苔状の部分のみ)を除去する程度に専用の舌ブラシでやさしくケアしてください。こすりすぎるとかえって傷ついて逆効果になります。
口臭測定器を置いている歯科医院もありますが、ストローを用いて鼻呼吸後にストロー反対側からほかの人ににおいをかいでもらってチェックしたり、口臭チェッカーもあります。
口臭一つだけでも奥は深いものです。
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