北海道の一地方都市の問題なのであまり全国的にはニュースにはなっていないと思いますが、北海道内では少しニュースになっていて、地元では相当なニュースになっています。
苫小牧市立病院の麻酔科医の引き上げ問題です。
医局は札幌医大の麻酔科です。
もともと3名で24時間365日をカバーしていたわけですからかなりの過重労働だったということは想像がつきますね。
同じ規模で同じ市内で同じ機能を持っている王子総合病院は同じ医局から派遣で5名の常勤医です。だいぶ違いますね。
また新聞によると医療事故に対する市や病院の対応がまずかったということも書かれています。
最終的には5月までは常勤医が一名残るようですが(新聞記事で確保!って書いてあるけどそれはかなり嘘っぱちだろう)
機能的にはだいぶ落ちてしまうのではないだろうか。
心配しているのは普段の手術ではなく、救急体制の危機、周産期医療の危機だと思う。
苫小牧地区の二次救急は奇数日が市立病院、偶数日が王子病院というように決まっていて、比較的受け入れ態勢がよく、断られることはほとんどない状態でした。
でも4月以降は市立病院が本当に二次救急を受け入れることができるかです。受け入れ困難となればどうしても王子病院にしわ寄せがいくでしょう。もともと王子病院のほうが満床が多く、受け入れ困難になりやすい病院ですので、そちらに負荷がかかればますます受け入れ困難な状況になるのは明らかです。
医師会長はと影響ないとおっしゃっていますが、本当かなあという感じ。医師会にいる麻酔科医って市内の民間医療機関の先生方だともうけどその先生方がリスクとって緊急麻酔の当番なんかやってくれるのだろうか?
あと今日の北海道新聞には市立病院の周産期センターが受け入れ困難になると今度は札幌にしわ寄せが行って、ただでさえ満床のNICUがひどいことになりそうという記事も出ていました。
これも大きな問題だなあ。
地方の中核病院が崩れるとまわりの病院に飛び火して、さらに都市部の病院にも飛び火していまう。
もちろん私たちのような僻地の弱小医療機関も搬送先が減るようなことがあると死活問題となります。
なんとか麻酔科医が来てくれるように願いますが、そう簡単にはいかないでしょうね。
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苫小牧市立病院、麻酔科常勤医不在に? 札医大が派遣打ち切り打診
(苫小牧民報 2012年 3/2)
苫小牧市立病院の麻酔科で、4月から常勤の医師が不在になる見通しだ。医師を派遣している札幌医科大学が、市に派遣打ち切りを打診しているため。医師不足や札医大と苫小牧市立病院の信頼関係が崩れたことも背景にあるよう。出張医などの対応で、全く医師がいなくなることは避けられそうだが、市では医師会などと連携しながら診療態勢の確保に奔走している。
市などによると、昨年暮れに札医大から医師派遣の打ち切りの打診があった。同医大麻酔科には40人の医師が所属しているが、女性が4割を占めている。さらに6人が産休に入ったことなどから、同医大の山蔭道明教授は「医師不足の中で、(派遣を)引き上げざるを得なくなった」と説明する。
さらに、一昨年、苫小牧市立で起きた医療事故の対応をめぐり、医師と病院側の信頼関係にひびが入り「そういう対応の病院では勤務できない、という医師もいる」(山蔭教授)。
市立病院では既に、2月末に1人退職。残り2人も3月末での退職が濃厚。同病院で麻酔科が関わる手術は年間約1700件と多く、これを3人でこなしていた。仮に常勤の医師が不在になれば、緊急手術などへの対応が難しくなる。特に、同病院は、重症患者を受け入れる急性期病院の位置付けで、東胆振の中核病院としての機能低下は避けられない。
このため、市幹部は道などと連携して札医大に断続的に派遣を要請してきたが「常勤医は困難」(山蔭教授)と言う。札医からの1泊2日の出張医対応と、市内の医療機関からの応援で診療態勢を維持する方向を含め、医師会との協議を進めている。市は「患者に迷惑が掛からないように全力を尽くしたい」としている。
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苫小牧市立病院 5月までは麻酔科常勤医確保
(苫小牧民報 2012年 3/6)
苫小牧市立病院の麻酔科常勤医が不在になるとされていた問題で、苫小牧市の岩倉博文市長は5日記者会見し、4月から2カ月間は、1人の常勤医確保に見通しが立ったことを発表した。苫小牧市医師会と協力して、市内医療機関からの応援態勢も協議しており、「地域医療を守るため、最大限の努力をしていく」などと述べて診療体制の維持に全力を挙げる考えを強調した。
会見には市医師会の沖一郎会長も同席した。札幌医科大学からの医師派遣で3人の常勤態勢だった麻酔科は、今月中は常勤医2人と、札医大関連病院から出張医が週1日か、2週に1回派遣する方向で対応する。
4、5の2カ月間は、札医大が常勤医1人を派遣することで了承を得た、という。さらに市内などの医療機関で、市医師会に所属する11人の麻酔科医の協力を得る形で、こうした医師がシフトを敷いたり、「札幌からも応援してもらう」(沖会長)方向で調整を続けている。
これらの態勢を取ることで、夜間や休日、緊急時の手術に関して、沖会長は「(市立以外の)基幹病院や外科系医療機関でどのくらいできるのか調節、精査している。手術ができないことではない」と説明。基幹病院としての機能維持に協力する考えを強調した。
6月以降の常勤医確保や診療体制は、岩倉市長は「報告できる段階ではないが、常勤医確保に向けて万全を期していきたい」と述べるにとどめた。
また、市長は札医大が派遣引き揚げの方針を示したことについて、医師不足のほか、一昨年6月の医療事故に対する「病院の対応も影響している」と説明。十分な事故解明を行わず、麻酔による事故として議会報告したことについて「麻酔科医師、大学医局関係者に大変不快な思いをさせ、心からおわびしたい」と不適切な対応を陳謝した。沖会長も「(病院側の対応は)医師の立場から、麻酔科医が病院から離れていくことにつながる可能性は十分にあり得た」との認識を示した。
こうした状況を踏まえ、事故原因や過失の有無などを再検証する医療事故調査検討委員会を中旬に設置することを改めて説明。医療事故に対する院内組織の強化にも言及した。
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色々とがれき処理が問題になっていますね。
がれき処理が進まず、復興が進まないというニュースがよく流れています。映像を見ると確かにがれきの山がひどい状態で、あれじゃ確かに復興の妨げになるなあと思っていました。
受け入れる自治体が少ないということですが、それも確かにわかるような気がします。基本は政府に対する不信だと思います。放射能のことが心配ですよね。大丈夫と言われたってそう簡単に信じることはできませんよね。ずっと隠して、時間がたってから情報を小出しする戦法ですものね。
そんなことを考えていたらある人ががれき処理って利権がからんでいるらしいよって教えてくれました。どういうことかよくわからなかったので色々と調べていたら以下の文章が出てきました。
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新党日本の田中康夫代表の文章
http://www.nippon-dream.com/?p=7297
「みんなの力で、がれき処理 災害廃棄物の広域処理をすすめよう 環境省」。数千万円の税金を投じた政府広報が昨日6日付「朝日新聞」に出稿されました。それも見開き2面を丸々用いたカラー全面広告です。
“笑止千万”です。何故って、環境省発表の阪神・淡路大震災の瓦礫は2000万トン。東日本大震災は2300万トン。即ち岩手・宮城・福島3県に及ぶ後者は、被災面積当たりの瓦礫(がれき)分量は相対的に少ないのです。
「静岡や大阪等の遠隔地が受け入れるべきは『フクシマ』から移住を望む被災者。岩手や宮城から公金投入で運送費とCO2を拡散し、瓦礫を遠隔地へ運ぶのは利権に他ならず。良い意味での地産地消で高台造成に用いるべき。高濃度汚染地帯の瓦礫&土壌は『フクシマ』原発周囲を永久処分場とすべき」。
「『広域処理』なる一億総懺悔・大政翼賛の『絆』を国民に強要する面々こそ、地元首長の発言を虚心坦懐に傾聴せよ!」。
ツイッターで数日前に連続投稿した僕は、その中で戸羽太・陸前高田市長、伊達勝身・岩泉町長、両名の“慧眼”発言も紹介しました。
「現行の処理場のキャパシティーを考えれば、全ての瓦礫が片付くまでに3年は掛かる。そこで陸前高田市内に瓦礫処理専門のプラントを作れば、自分達の判断で今の何倍ものスピードで処理が出来る。国と県に相談したら、門前払いで断られました」。
「現場からは納得出来ない事が多々有る。山にしておいて10年、20年掛けて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。元々、使ってない土地が一杯あり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこに有るのか?」。
阪神・淡路大震災以前から、産業廃棄物も一般廃棄物も「持ち出さない・持ち込ませない」の域内処理を自治体に行政指導してきた政府は何故、豹変したのでしょう? 因(ちな)みに東京都に搬入予定の瓦礫処理を受け入れる元請け企業は、東京電力が95.5%の株式を保有する東京臨海リサイクルパワーです。
これぞ産廃利権! 仙谷由人氏と共に東電から献金を受け(朝日新聞1面既報)、父君が北関東の産廃業界で重鎮の枝野幸男氏、同じく東電が重用する細野豪志氏に「李下に冠を正さず」の警句を捧げねば、と僕が慨嘆する所以です。
「復興を進めるために、乗り越えなければならない『壁』がある。」と件の全面広告には大書きされています。呵々。乗り越えるべき「壁」は、「業界の利権が第一。」と信じて疑わぬ「政治主導」の胡散臭さではありますまいか?!
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とってもびっくりしました。阪神淡路のがれきと今回のがれきがほぼ同じ量だったということをまず知りませんでした。
それだったら確かに東北の地元で処理できるはずですよね。
陸前高田のがれき処理施設の建設を国が認めないってのも変な話ですね。テレビでこういう話しはしていないような気がするのですが。
あと最近がれきを受けいれることがニュースになっていた静岡県島田市の市長さんってもともと産廃処理会社の社長さんだっていう話しもインターネットを検索するとたくさん出てきます。
自分の会社が儲かるためにがれきを積極的に受け入れ、しかもヒーローになっているとひどく批判されています。
本当かどうかは私は確認していませんが、事実だとしたらちょっとびっくりですね。
テレビでながれるニュースとインターネットの世界ってどうしてこんなに違うのでしょうかね。
いったい私たちは何を信じていけばいいのでしょうかね。情報操作ってあるんですかね。
いずれにしても震災地の復興をまず第一に考えてほしいな。なんで自分が中心になってしまうのだろう。民主党ってこういうところをしっかりついてくれる党だと思っていたけど、政府与党になると変わっちゃうのかな。残念だな。
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