夕張市立診療所の常勤医4人のうち3人が3月末までに退職し、4月以降は医師1人体制になる見込みとなっていることが2日分かった。
同診療所を運営する医療法人「夕張希望の杜」の村上智彦理事長(医師)によると、医師3人は3月から6月ごろまでにかけて契約期間を終えるため、契約更新せずに退職するという。常勤医は村上医師1人で、総合診療科、整形外科、眼科などの診療科を継続するが、施設縮小や職員のリストラにより、収支均衡を目指すという。
同診療所は2007年4月、閉鎖が決まった旧市立総合病院を縮小する形で、村上理事長が医師1人体制で開業。その後、道内外から医師が集まり、最大で常勤医6人まで増えたが、独立採算制をとりながら救急や入院など不採算部門を存続させたことなどから、慢性的な経営難が続いている。
取材に対し、村上理事長は「(退職する医師らは)一般の自治体病院の半分の給料で、本当によくやってくれた」とし、新たな医師確保については、「いまの待遇では呼べない。本来ここは診療所なので、医師1人でもやっていける体制を早く作りたい」と話した。
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