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2009.03.29 15:56 |  生活 / くらし  |  近隣の僻地医  | 推薦数 : 0

号泣の卒業式

少し書くタイミングが遅れましたが、3月に息子の中学の卒業式がありました。なんだかとっても仲のよい学年で、3年間とても楽しく過ごすことができたようです。一クラスしかない中学ですので、クラス替えはなく、思えば保育園からずっと同じようなメンバーでした。半分は地元の高校、半分は町外の高校に巣立ちます。卒業式のあとの最後のホームルームでは各人が一言ずつ挨拶をしたのですが、うちの息子も含めてほとんどの子供が号泣して言葉にならない状態でした。横でみていた親たちも泣けてきました。涙もろい私ももちろん結構泣いてました。みんな本当に素直にまっすぐ育ったものだと思います。背も私より大きい子供たちが素直に泣いている姿はとても感動的です。小児科医としてもずっとみんなの成長を見てきただけに、よけい感極まるものがありました。

卒業式が終わった後も皆連絡を取り合ってスポーツセンターに集合して遊んでいます。マックとか商店街とかないので、集まるところはスポーツセンターか図書館くらいです。さすがに受験も終わっているので、スポセンで思いっきり体を動かしているようです。これまた健全ですね。

あと思うのはみんな地元が大好きなこと。若い子ってみんな都会にあこがれるものかなあとおもいきや、意外と郷土に誇りを持っている感じがあります。農家を継ぎたいと言っているお子さんも何人もいます。私の子供も将来戻ってきたいと言っています。医者で戻ってくるのはいやだとのことですが^^。

そういえば、高校は全員第一志望の高校に合格しました。結構都市部の進学校に合格したお子さんも多かったです。私の子もあまり勉強しなかった割にそれなりの高校に合格することが出来ました。塾とかない町ですので、塾に行く子はほとんどいません。これだけのびのびと中学生活を送った割にはみんな頑張ったなあという感じ。こういう子供たちは高校に入ってそれなりに頑張ればきっと伸びると思います。クラブ活動を頑張るのもいいでしょう。高校にはいっても今のよさを忘れずにまっすぐに育ってくださいね。

最近妻とよく話すのですが、この町で子育てができてよかったとつくづく思っています。

 

余談:前回のブログでは退職後の経過を伝えました。結構いい線いっていたとおものですが、3月に衝撃的な発表があり、4月以降はどうなるかわからない状態になってしまいました。またゼロからの(いやマイナスから)出発になりそうです。

私自身どうしたものか途方にくれた1ヶ月間でした。このことについてはまた機会がありましたら書いてみたいと思います。

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>余談:前回のブログでは退職後の経過を伝えました。結構いい線いっていたとおものですが、3月に衝撃的な発表があり、4月以降はどうなるかわからない状態になってしまいました。またゼロからの(いやマイナスから)出発になりそうです。

 事情は先日ちらっと伺いました。町のあまりの学習能力のなさに唖然としたです。
written by 僻地外科医 / 2009.05.16 08:25
コメントありがとうございます。私にとっても予想外の展開でした。結局病棟も閉鎖に追い込まれ、看護師も少しずつ辞め、医師体制も脆弱なままという状態が残りました。町民や行政が今後どのように地域医療に関心を持って下さるかが鍵です。地域の医療を住民の手で守っていくという流れができればいいのですが。
written by 近隣の僻地医 / 2009.05.19 11:53

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