2008.09.08 20:34 |  診療  |  生活 / くらし  |  近隣の僻地医  | 推薦数 : 3

葛藤

以前このブログにも書きましたが、なかなか「葛藤」が消えませんね~。消えては出て、出ては消え。という感じでしょうか。

ネックはやっぱり当直です。

田舎の診療所ですので、医師は3名です。しかし、地域柄、他の医療機関まで遠いため診療所で一次救急は対応せざるを得ません。地区の救急車は少ないながらもすべて診療所に搬入されます。大きな国道もあるため、結構ひどい外傷も来ます。3名で平日と日曜日の夜、祝日を担当し、土日は出張医というパターンで当直しています(といっても家に泊まる宅直ですが)。

昨年度までは土日の連続当直も月1~2回あり、少し負担が重かったため、今年度から金曜日夜から日曜夕方まで出張医にお願いしてもらうことにしました。だいぶ楽になるなあと思っていたのですが、それでも月7~8回まわってきます。全然患者さんが来ない日もあり、決して大変ではないのですが、なんとなく拘束感があり、辛いものがあります。

当直以外はほとんど呼ばれることがないので、月に23日は自由の日ともいえ、人間楽をするとだんだん根性がなくなってしまって、安きにながれてしまうもんだと我ながら情けない。

出張医のコストだって年間1000万円かかっています。赤字の診療所でなかなか厳しい状態の中、出張医を雇ってくれた町には感謝をしなければなりません。

と思いつつも最近は続けざまに夜中に呼ばれることが多く、ちょっと参り気味。

ひどいときは夜11時、午前2時、4時、7時とか患者さんがきます。たった3名とか4名なので、救急病院のようにたえず患者さんが押し寄せるというわけでありません。でも夜中に起こされるとその後すぐに眠れなくなってきました。若いころはすぐ寝れていたのに。

昨日も夜中2時にいたずら電話で、救急要請があったようで、私にも救急隊出動の電話がありました。その後4時に喘息発作。帰って来たら5時半。

目がぎらぎらしていたので、庭の枝豆を収穫して、ゆでて食べました^^;

なにをやっているんでしょうね。

まあ夜中は明らかなコンビニ受診ではないので、しょうがいないと思い、頑張って診ています。医師である以上、当たり前と考えつつ、それでもちょっと文句も言いたくなる。

今日はだれも「昨日は大変でしたね」とは言ってくれませんでした。これまた寂しい。

職場の労働環境を整えるというのが今年度の大きな命題だったと思います。それなりに町と交渉して、色々と勝ち取ったこともあるのですが、それにしてもまだまだつらいところが沢山あります。

最後はお金です。もっと根本的なところが解決されないとどうしようもないのでしょうか。

「頑張るマンの医師」vs「怠け者の医師」がいつも自分の中でけんかしているようです。

たまに愚痴って、ちょっとすっきり。

おつきあい下さりありがとうございました。

 

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