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2007.12.29 17:11 |  医療制度 / 行政  |  仕事 / 職場  |  近隣の僻地医  | 推薦数 : 4

仕事納め

昨日28日が当診療所の仕事納めでした。このあたりの役所は普段は30日が仕事納めで、1月5日が仕事始めになっています。今年は29日、30日が土日になるので、28日が仕事納めで、1月5日は土曜日なのでこれまた延びて1月7日が仕事始めになります。役場の方々は9連休ということですね。診療所はさすがに9日間も「のほほん」と休んでもいられないということで1月4日に外来をします。でも役場は9日間の正月休みなので、診療所の職員も9日間休みをあげないといけないことになります。4日に出勤した職員には代休を与えることになります。診療所と役場はいつでもこのようにリンクしていて勝手に診療所で休みの日数とかは変更できません。もちろん給料もですね。このあたりは自治体病院、診療所に勤めたことがないとわからないお役所の規則です。

今年の正月休みは少し奮発してもらって出張医を多めに頼みました。だから他の医師も少し冬休みを満喫できるかもしれません。私も29日から1月2日まで5連休となります。ちょっと嬉しい感じです。でも他の医師も含めて9日間は休めません。休めない分は代休を取ることになっていますが、ギリギリの勤務で代休なんてなかなかとれません。有給休暇も今年はほとんど取れませんでした。(2日くらいかな)

それにしても11月~12月は忙しかった。インフルエンザの流行に加えて溶連菌や胃腸炎の流行で外来数がやたら多かった。どこの医療機関もきっとたいへんだったでしょうね。これで経営が少しでも良くなればいいんですが、そう簡単にはいかないでしょうね。

仕事納めの日、挨拶に訪れた副町長をつかまえて医師の労働環境についてディスカッションしてみました。結局1時間半くらい話し込みました。

まず医者は労働者という認識はありましたか?

と伺うと

「お医者さんはスーパーマンみたいなもんだから、労働者なんてことは一度も考えたことがなかったなあ」と。

正直者の副町長らしいお答えでした。

その後労働基準法のことや救急対応の危うさ、当直の大変さなどを訴えました。

「だいたい3人でほぼ365日当直をしていることについてはどう思いますか?大変だろうなとか思ったことはありますか?」の問いには何も答えがありませんでした。そんなことを考えたこともなかったということでしょうか。

それでも最近診療所を支えようという住民グループが会をたちあげたのですが、その会員の人がコンビニ受診をすると先生方も大変だからなんとか住民に働きかけなければならないと言っていたと副町長からの情報があり、少しうれしかった。でも診療所の管理者である町側はそんなこと考えたこともなく、住民の方がむしろ心配してくれているというのはいったいどうなってんでしょうかね、この町は。

それでも比較的言えば分かってくれる型の副町長はそれなりに理解をしてくれたようで、伊関先生の本もさっそく買って読みますと言っておりました。

救急体制のこと

日当直の扱い

時間外救急を診た時の時間外手当て

医師の基本的な労働環境のこと

色々と検討課題が多いと思いますが、なんとか働きやすい環境に整えていきたいと思っています。

このことについては全国医師連盟のSNSで色々と取り上げられており、私も勉強しつつやっています。いままでの無頓着ぶりを猛省する日々であります。

 

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近隣の僻地医先生
 お疲れ様でした。先生の記事をまとめて読みました。先生のまじめな何とか北海道の僻地の医療崩壊を防ごうという気持ちに感動しました。副町長ののように、政治家の方々は、日本の医師の状態を、判っていません。北海道は、私の二番目のふるさとです。ブログ来年も続けてください。ひとりひとりの医師に力はありません。でもブログでマスコミを動かす事はできます。先生のように地方政治家に直訴はできます。新医師連合会も期待できると思います。世話役の座位先生を含めて。ブログは、継続するのは大変です。特にあまり結果が見れない時は。のんびり年末はお休みになってください。そしてまたのんびりブログを始めてください。無理はしないでください。アメリカから応援しています。良いお年をお迎えください。M3の医師も、同じ気持だと思います。
written by DAICHAN / 2007.12.31 05:10
お疲れ様です。
それにしても、9連休は羨ましいです。

副町長も、今までは医者にとっては、いまいちだったかもしれませんけど。
これを機に、変わって貰えれば良いのではないでしょうかね。

今年もよろしくお願い致します。

written by Dr. I / 2008.01.01 17:56
明けましておめでとうございます。
私もこの商売を始めてお正月に休みをもらったのは初めての事です。
とはいっても書類整理や原稿に追われて休みというより、勉強時間をもらった受験生状態です。

今年も様々な場面でお会いする機会も多いと思いますのでよろしくお願いします。

以前の私は盆や正月の休み、有給休暇、労働基準法といった言葉は縁のない生活でしたが、流石に医療崩壊が進みそんなことを言ってはいられない状態になってきました。
少しでも労働環境が改善されて、地域で働く方が増えると良いですね。

written by 風待茶房 / 2008.01.02 01:52
DAICHAN先生、コメントと励ましの言葉、感謝に耐えませんん。本当にありがとうございます。ブログも先生のおっしゃるように愚痴る場所という感じで、のんびり続けて行きたいと思います。医師連盟についても今後に期待している一人です。なんとか日本全国にそのうねりがおこるといいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
written by 近隣の僻地医 / 2008.01.02 18:14
I先生、コメントありがとうございます。お正月はなかなかお休みがとれないのでしょうか?循環器という超急性期で、他に変わってくれる医師がいないと休みがとれず大変ですよね。当直の先生に「ちょっとお願い」というように気楽に頼めないでしょうし。当直以外も当番とかも多いのでしょうか。お身体に気をつけてください。私も年末年始少し休めて力を充電できたような気がしています。また3日の日直から仕事始めです。
副町長は今一でしたが、話しをすると比較的理解してくれる方です。うまく味方につけていきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
written by 近隣の僻地医 / 2008.01.02 18:19
風待茶房先生、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。先生のお仕事もどうも風向きがよくなってきたような感じでしょうか(救急対応をしている診療所に対する特別交付税措置、看護師夜勤2名や医師が緊急時対応できる有床診療所の入院基本料への加算など)。これからの展開をとても楽しみにしています。今後とも色々とアドバイスやお助けを頂くこともあるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
written by 近隣の僻地医 / 2008.01.02 18:25

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