以前からこのブログでしばしば取り上げていますが、公設民営化と行政の責任について考えてみたいと思います。
先日お話ししたある先生は、公設民営化したとたんに首長も議員もまったく病院に関心を示さなくなったとおっしゃっていました。
毎年の交付税分の繰り入れをしてはくれるが、行政側や議会はあとは知らないという感じになってしまう。大きなお荷物がなくなってせいせいしたという感じでしょうか。
順調に行っているうちはいいですが、このご時勢、いつ経営が悪化するかわかりません。
そんなとき行政は委託先をちゃんと守ってくれるのでしょうか?そんなに無関心になってしまっていてはあまり期待できないのではないでしょうか。かといって、ほかに委託先があるかというとそう簡単なものではないないはずです。
公設民営化された自治体病院は、自分たちからつぶれそうな病院の経営を買って出た勇気ある人たちが立ち上げた医療法人によって支えられているといっても過言ではありません。その人たちのモチベーションをどう支えていくのか。
委託する側の自治体はよ~く考えるべきです。お金をだせばいいというものでもないでしょう。自分たちの町の医療をどうしたいのか、たえず病院側とコミュニケーションをとってすすめるべきです。
夕張のようにお金をださない(かもしれない)というのは論外でしょう。少なくとも交付税措置される部分は医療センターに補填するべきです。
公立病院改革懇談会では公設民営化ということがかなり強調されそうですが、公設民営化をした後のこともしっかりと検証されるべきと思います。座長の長さんはそのあたりのことはしっかりと発言されており、私も夕張については今後の運営について注目しています。
http://www.higashinihon-group.com/interview/000746.html
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