金曜日に朝日新聞に出たようですが、北海道新聞は土曜日に1面トップで報じています。
総務省が作成している公立病院経営改革ガイドライン案です。29日に最終的な有識者の話し合いがあり、最終決定されるはずですが、素案の段階で公表されたのでしょうか。
懇談会の話し合いの中では僻地と都会を一緒に論じてはいけないという感じでは話し合われていたようですが、素案では全国一律の基準が出来そうです。29日にどこまで変更されるか注目です。
北海道新聞には北海道内の病床利用率ワースト10の病院もでかでかと載っておりました。
ワースト3は
黒松内国保病院 23%
上川町立病院 32.4%
新ひだか町町立静内病院 34.3%
ちょうど北海道では30地区にわけて公立病院の再編を話し合うということがでたばかりでした。このままだと病床利用率が低い病院は軒並み診療所化を迫られることでしょう。
「診療所化はありえない」という反発の声も多いようです。
確かに一律の基準で機械的に決めるのもどうかとは思います。しかし、各地域の病院も本当に病院のままでないといけないのかよく吟味する必要はあると思います。入院患者さんがいたとしても本当に急性期で入院が必要なのはどれくらいいるのか。結構社会的入院の受け皿になっていないか、よく入院患者さんの内容を精査するべきと思います。
病床を老健に移行して、診療所化するという選択もあるわけですし、なんでもかんでも病院でなければならないと考えるのはちょっとおかしいでしょう。医者1人とか2人とかいう町立病院もあるのですし。
実際夕張だってあれほど大きな病院を有床診療所にして、それでもなんとかなっているわけですから。そろそろ自分の町のことだけを考えるのは終わりにするべきでしょう。
以下北海道新聞のHPより引用
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赤字経営に苦しむ公立病院の立て直しに向けて総務省が作成中の経営改革ガイドライン案で、病床利用率が三年連続で70%未満の病院を警告の対象とするなどの数値目標が盛り込まれることが二十六日、分かった。道内は二○○五年度、病床利用率が70%未満の病院が九十七の公立病院のうち三十六病院に上っており、抜本的な経営改善策が求められそうだ。
病院側に一層の経営効率化を促すことで、地域医療を確保し自治体財政の悪化を食い止めるのが狙い。二十九日に開く同省の有識者懇談会で議論し、了承が得られれば来月にも全国の自治体に通知する。
ガイドライン案によると、公立病院を持つ自治体は○八年度中に経営改善に向けた改革プランを策定。一般会計からの繰入金も含め、三年以内に黒字経営化を目指すよう求めている。特に、病床利用率が低い病院に対しては、効率化を促す観点から厳格な対応が必要と判断。全国一律に「過去三年連続で病床の利用率が70%未満」に該当した場合は、病床数の削減や診療所への転換など抜本的な見直しを求め、自治体に警告することとした。
総務省によると、全国約千の公立病院の病床利用率は○五年度の平均で80・5%、五十床未満の小規模病院では67・9%にとどまっている。
道立病院を除く道内九十七の市町村立病院の○五年度の病床利用率は全国平均を下回る75・9%で、三年連続減少している。このうち70%未満の病院は全体の四割にあたる三十六だった。最も利用率が低いのは後志管内の黒松内町国保病院で23・0%、最も高いのは網走管内の滝上町国保病院で98・5%だった。
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