2007.09.28 19:59 |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  近隣の僻地医  | 推薦数 : 4

夕張医療センター

伊関さんのブログでも紹介されていますが、10月1日に夕張医療センターの特集番組がNHKであります。

「地域医療はよみがえるか~夕張からの報告~」とタイトルがついています。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/071001.html

近隣に住むものとして、また地域医療をしているものとして、村上先生を尊敬するものとして、絶えず夕張の動向には注目しています。19床の有床診療所+40床の老健の夕張医療センター。医師3名体制でがんばっています。公設民営ですので、民間の経営を手法を取り入れてコスト削減に取り組んでいるようです。前回のNHKスペシャルでは色々と行政との闘いが描かれていましたが、その闘いは相変わらず続いているようです。

この規模の医療機関では下手をすると赤字転落の可能性が高いのですが、今のところ経営もそれなりに予定通りのようで、その秘訣も是非知りたいですね。

そして民営化により職員の意識はどう変わったのか、そして、住民はどう考えているかも興味があります。

ホームページ(http://www.kibounomori.jp/)でみると少しずつ外来患者数も増えているように思います。今後どのようになっていくのかとても楽しみです。

あと気になるのは病院に対する交付税がどうなるかです。

180床クラスの病院を19床の診療所にしたわけですが、総務省の規定では診療所化5年間は病院時代の交付税が交付されるはずです。財政再建団体になった夕張市に果たして交付税措置がなされるのか、またなされたとして、そのお金はどこに使われるのか(夕張市立病院時代はほとんど役場関係の予算に使われて、病院の赤字補填には使われませんでした)。

契約時の約束がどうなっているかは知りませんが、夕張医療センターが赤字になった場合は、そのお金をもらう権利はあるはずです。

崩壊寸前(既に崩壊?)の北海道の僻地医療関係者にとっては「夕張モデル」がどうなるか、非常に気になることではないでしょうか。

「地域医療はよみがえるか」どうか。

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