本日の北海道新聞の夕刊にひっそりと日高国保病院の診療所化のニュースが出ておりました。
ベッドは36床ありますが、入院患者さんは10名程度。外来数もピーク時の半分の60名程度。医師は内科の院長1名と、北大の外科から週代わりの派遣医の2名体制。
昨年の診療報酬改定で赤字が1億4000万円にふくらみ、町財政を圧迫したため、来年度から10床の有床診療所にして、経費削減を図るとのことであった。
医師は院長が1名残るようですが、北大は派遣の延長に難色を示しているため、町内にもう一つある門別国保病院からの医師の派遣を検討しているらしい。
旧日高町は昨年の平成の大合併で、門別町と合併しました。
(飛び地合併で中間の平取町は合併を見送りました)
町名は以前のまま「日高町」が残りましたが、旧日高町は人口2000名少し、旧門別町は10000人以上。多勢に無勢、診療所化はやむをえない選択だったのでしょう。
門別国保病院は透析を一生懸命やっていて赤字がほとんどない病院です。医師も4名くらいいるはずです。
旧日高町は小さな町ですが、ある意味交通の要衝の町です。
札幌~帯広を結ぶ国道274号線が通っています。また富良野方面に行く国道もあります。日高の道の駅にお世話になった方はおおいのではないでしょうか。国道274号は樹海ロードと言われ、カーブも多く事故が多い国道、帯広に向かう日勝峠はいわずと知られた道内でも難所中の難所の峠。
要は旧日高町内は事故多発地帯。年間何人もの方が亡くなっています。
ニュースで見るたびにまた日高町国保病院に運ばれたのかなあなんて思ったりしていますが、これからは外科医もいなくなり、救急は受けないということにもなりかねません。
小さな病院で少ないスタッフのところに重症の交通外傷が来てしまっていたことにも問題はあったのでしょうが、これからは完全に行き先がなくなります。
富良野協会病院まで1時間。峠から降りくればもっと搬送時間は長いでしょう。峠を越えて帯広まで搬送するのもいいかもしれません。日中であれば救急ヘリの出番でしょうが。
いずれにしてもかなりストレスフルな状況になることは明らかです。
これも財政難、そして集約化のためしょうがないのでしょう。
皆さん国道274号線を走る時は気をつけてくださいね。
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