先日NHK北海道で北海道の農業についての特集がありました。農家の後継者がいないという内容です。北海道の東側は比較的後継者があり、40%程度。西部、南部はかなり低く、10%を切っている町もありました。後継者がいないということは今後農地は荒れ果て、生産力がおちていくということになります。北海道自体は食料の自給率200%で日本の台所の役割を果たしています。この北海道の生産力が落ちるということは日本全体に大きな影響を及ぼすことになりかねません。
大規模化がうまくいった地域は収入もそれなりにあり、後継者もいるようですが、小規模で収入が少ないところでは後継者がいません。当たり前といえば当たり前でしょう。ある米農家では米の売り上げから、農薬などのコストを引いて、さらに借金返済の分を引くとゼロになるとのことでした。「子供には農家になれとはいえない」と苦渋に満ちた表情が印象的でした。
だいたい北海道米の値段は安すぎでしょう。通常の値段の2割安だそうです。消費者とすれば安くて嬉しい面もあるのですが、やはり値崩れしすぎはお互い不幸な結果になりそうです。味が劣っているかと言うとそんなことはないのにです。
一方うまくやっている農家も紹介されていました。
札幌から1時間くらいの長沼町の例です。幹線道路に面したある農家は道路を通る車の種類、台数を念入りに調べた上で、6件の農家が集まって、採れたて野菜の直売所を始めました。年間4万人のお客さんがやって来るとのこと。農家の子供達もお手伝いをしていました。消費者と顔と顔をあわせて「おいしかったよ」と言ってもらうのが楽しみとのこと。忙しそうでしたが、本当に楽しそうに仕事をしていました。もちろん将来何になりたいか?の問いには「農家!」と答えていました。
しかしうまくいっている農家の方が少ないの現実です。今後北海道の農家はどうなっていくのでしょうか。
私の義父も50歳で脱サラして農家をはじめました。
写真はその義父の農場の一部です。
本当に大変な仕事です。手伝いに行ってもほとんど私では役に立ちません。家内は一人っ子ですので、私が、農家を継がないと一代で終わりです。素晴らしい農地と素晴らしい有機農法で作られた美味しい野菜。もったいないというか残念と言うか、なんとも悔しい気持ちがします。
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