NHKの「プロフェッショナル」をよく見る。今週はカリスマ助産師神谷整子さんだった。
自分で所産所を開業していて、自宅分娩も手がけており、今まで自宅分娩を600例も取り上げているとのこと。
取材中 東京と横浜で自宅分娩が同時進行し、東京→横浜→東京というようにタクシーで走り回って、なんとか二人の赤ちゃんを無事の取り上げた場面も紹介されていた。もちろん同僚の助産師さんもいるようだが、携帯電話も鳴りっぱなしの様子であった。
もちろん危険が隣り合わせということも承知していて、色々な病院の産婦人科とこねもありそう。決して危険な場合は無理をしない。
そのためにちょっとした変化を見逃さないという姿勢で取り組んでいる。研ぎ澄まされた感性があるのだろう。
夜中東京と横浜を行ったりきたりして、翌朝には普通どうりの勤務をこなしていた。
この人にとって1年365日休日はなさそうな感じ。
それでも嬉々として仕事をしている。かなり楽しそうだった。
プロ中のプロという感じだった。すごすぎる!
番組のホームページで今までの放送内容を見ることができるが、肝臓外科の幕内教授もずっと1年365日休まないそうだ。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070703/index.html
「365日 24時間 医者であれ!」とのこと。ドッキリしていまう。
一流になるためには休んではだめなのだろうか。
私のような凡人には決してまねができない。私はちょっと夜に呼ばれるとなんか疲れてしまって、ぶつぶつ言いたくなってしまう。
神谷助産師さんと幕内教授、どちらのプロも50歳台と60歳である。40台の私が、ちょっと夜呼ばれたくらいで文句を言っていては恥ずかしいような気もしてきた。
卒業した頃は仕事が楽しくていつまでも病院にいたし、休まずに働いたもんだが。
ちょっと反省して、身体を壊さない程度に、頑張って仕事をしよう。
と思っていたのだが、さっそく本日夜の呼び出しがあり、やっぱりあ~あと思ってしまった。修行が足りん。
赤字が深刻化している自治体病院の広域化・連携構想を検討している道医療対策協議会(会長・高橋はるみ知事)は二十七日、分科会を開き、道内の自治体病院を三十の区域に分ける再編素案について、初めて各自治体の区域分けを公表した。
構想は、赤字経営に苦しむ自治体病院を区域ごとに再編して医師や設備を集約。それ以外の自治体病院を初期診療を行う診療所などに再編するのが狙い。
道が示した再編素案は、各病院の患者の通院動向などを勘案の上、二百床程度の中核病院が含まれることや飛び地にならないことを条件に、全道百八十市町村を区域分けした。
この結果、十勝管内で十八市町村を抱える区域ができた一方、根室市は一市単独となるなど、大きなばらつきが出た。
また、渡島、上川・宗谷、十勝の三地方では、中核病院までの移動時間が最長で二時間程度かかる格好となったため、より細分化した「サブ区域」六カ所を設定した。
分科会では「再編の意義は分かるが実際に患者が通える区域割りなのか」「再編しても財政的に運営できる地域と、そうでない地域が出てくる」などの意見が出たが、道の再編素案をおおむね了承した。
道は自治体病院連携構想は、各自治体で議論をするための提案で、強制力はないとしている。来月の分科会で素案を固めたうえで、各自治体などで意見を聞いて年内に構想を策定したい考え。
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昨年から道庁では自治体病院の再編案を出すといっていましたが、ようやく案が示されました。
まあ だいたい予想された感じに落ち着きました。これから各地域で話し合って中核病院化、診療所化、医師の移動などを考えるのでしょうか。各地域割りもみましたが、地域によっては大丈夫なのか心配になってしまう地域もあります。
今後どのような話し合いが行われて、どのように実効性のある再編が行われるのでしょうか。
あそこの町立病院を診療所にして、3名の医師のうち2名をあそこの病院に動かして……なんて話し合いが行われるのでしょうか。
そう簡単にいくとも思いません。
それでもあえてやっているのは、各町からの要請もあるようです。どこの町も病院の維持が困難で、どうにかして、お荷物の病院をなんとかしたいと考えています。しかし、病院をなくそうものなら次の選挙では絶対負ける、町民からつるし上げにあるなどということで、なかなか踏み切れないわけです。
そこで 道庁が案を示してくれれば大義名分がたつというわけです。
それだけ小規模の各自治体は存亡の危機にあるということでしょうか。
そういう意味では町立病院の無床診療所にし、救急も一切中止した羅臼町長は偉かったのかもしれません。
新しい総務大臣の増田さんはどのような舵取りをされるのでしょうか。
夏休み明けでぼけっとしてが、ここのところ、盛んに自治体病院の再編や民営化の話しがでてくる。
山形県の酒田市立病院と県立日本海病院は以前からちょくとく取り上げられていたが、最終的に独立行政法人、非公務員型になるようだ。
富山県の氷見市民病院も民営化の方針が示された。
他にも 公立深谷病院
愛知県東栄病院
京都府 新大江病院
大分県 佐賀関病院
北海道 夕張市立総合病院
など改革が行われている。
どの改革も 前 総務省の自体体病院経営アドバイザーである長隆氏が改革の提言をされている。
改革がなされた病院はそれなりにみなよい評価がされているのではないだろうか。
現在 総務省の公立病院懇談会の座長を努められている。
日経新聞には「全国自治体の病院関係者ご恐れる剛腕」と紹介されている。
私が勤めていた町立病院も以前長氏にアドバイスを頂いた。本当に厳しいお言葉であったが、ひとつひとつがもっともなことで、ぬるま湯体質をモロに指摘された。当時は平医長だったので、直接長氏とはお会いしなかったが、事務長、町長などはコテンパンにやられた。しかし、この長氏のアドバイスのおかげで、町長などにも改革をしなければ生き残れないという危機感がめばえ、今の診療所になったという印象を私はもっている。
厳しい長氏であるが、決してわれわれ医師の敵ではない。ガイアの夜明けでもすごい剣幕で市長や市職員を怒鳴りつけておらえたが、むしろ自体体に対しての厳しい言葉多い。
民営化を進めるので、組合ともあつれきがうまれそうだが、むしろ組合としっかりと話し合い、納得させている。
口癖は「医師の琴線に触れる経営をしなければだめ」
「医師はお金では動かない」
です。
今 総務省の懇談会の座長についておられますが、今後どのような提言をまとめられるのか、とても興味深いです。
http://www.izai2.net/mukuu.html
http://www.higashinihon-group.com/index.html
夏休みは今日でとうとう終わり。9連休でした。ゆっくりとすることができました。明日からまた仕事。がんばらねば。
今日の北海道新聞に地域医療の再編のニュースがでていました。近々道庁から発表があるようです。その北海道案をたたき台として各地域で話し合いが始まるのでしょう。
休みは八雲によって、函館に行って、帰りにまた八雲によりました。
帰りは以前勤めていた病院に挨拶に行って、患者さんともお話しして来ました。
お昼はスイス料理の「アルポン」に行きました。八雲インターから熊石方面に少し行ったところにあるログハウスの素敵なお店です。チーズフォンデュやラクレットチーズなどのチーズ料理はもちろん、ハンバーグ、シチュー、スパゲティなど多彩なメニューがあります。どれもおいしいですよ。
お昼の後は、知り合いの方がやっておられる「八雲チーズ工房」へ。八雲から瀬棚に向かう途中にあります。
森の中の素敵な木のお家で、チーズも売っています。ちょうど夏休みでお客さんも多く、行ったときはあまりたくさん在庫はなかったのですが、ミルクボールというモツアレラチーズを買ってきました。これは楽天でも人気商品です。
http://www.rakuten.co.jp/madeinhokkaido/541207/543301/#608521
こちらもお薦めです。
他にもカマンベールなどおいしいチーズがたくさんです。

アルポンの外観です。

アルポンの内部です。ログハウス内部はとても落ち着きます。

八雲チーズ工房です。高橋さんというとても素敵なご夫婦が
経営されています。
今週は1週間夏休みで、家族と旅行をしています。昨日は北湯沢のホロホロ山荘に泊まり、今日は八雲を通って、函館にやってきました。
以前八雲に1年間住んでいたこともあり、懐かしい気持ちでした。
八雲ではケンタッキーチキンのバーベスターに立ち寄りました。八雲にいるときから毎週のように通った場所です。混んでいましたが、テイクアウトのカウンターでチキンなどを買って、外の木陰で食べました(犬も一緒でどうせレストランには入れないのですが)。
暑すぎましたが、天気もよく景色も抜群でした。
函館ではトラピスチヌ修道院に行きました。子供らはまだ行ったことがなかったので、キリストに仕えている修道女がどのような生活をされているのか見るもの大切だと思い連れて行きまました(私たち一家はクリスチャン家庭です)。
売店で色々とキリスト教関係の本とか、CDとか購入していたらシスターから少し話しかけられました。とてもやさしそうで、穏やかな感じの方で、とても素敵でした。

八雲ハーベスターのレストラン入り口
外まで人が並ぶのは珍しくありません。30分待ちというアナウンスがされていました。

八雲ハーベスターは噴火湾を見下ろす小高い丘にあります。
景色は抜群です。

トラピスチヌ修道院
建物の中には入れませんが、外から見るだけで結構いい雰囲気です。
同一の道立高で15年以上勤務する教員が今年4月時点で260人に達し、道教委が来年春まで3カ年で取り組んでいる長年勤務者解消計画の達成が困難な状況になっている。対象者の大半を占める札幌など都市部に住む教員が、郡部への異動を渋るケースが多いためだ。道教委は、人事停滞は弊害が多いとする一方、強制的な異動には慎重なこともあり、問題は簡単には解決しそうにない。
道教委によると、同一高校勤務が十五年以上に及んでいたのは、解消計画を策定した二○○五年八月時点で、道内の高校教員と養護教諭ら計約九千人のうち三百六人。三カ年計画が終わる○八年四月までに十五年になる教員を合わせると五百六十四人に達した。道教委は○六、○七年度の人事で解消を図ったが、半数近くは手付かずで、○八年度人事でも完全な解消は難しい見通しだ。
人事滞留の理由について、道教委は「多くは教員本人が郡部への異動を嫌うため」と説明する。「持ち家を離れたくない」との理由もあるという。一方、札幌市内の道立高に勤務して十五年近くになる男性教員は「進学希望の生徒のために長年、教科指導法を研究してきた。その力をまだ役立てたい」と話し、個人的理由ばかりでないと強調する。
道立高人事異動実施要領は、一校の勤務年数が都市部で十年、郡部では六年を超えれば異動対象としている。
一方、郡部への転勤を命じられた教員が発令取り消しを求めた訴訟に対する一九五五年の釧路地裁判決は、任命権者の裁量を認めて原告の訴えを退けつつ、家庭の事情などを考慮しない転勤命令は場合によって人事権の乱用に当たるとした。また、地方教育行政法は、学校長による任命権者への意見具申を認めており、人事には現場の意向が尊重される。
こうしたことから、「本人の納得なしに強制的に異動させることは難しい」(道教委教職員課)のが実情で、道教委は対象教員を説得してもらうよう校長への働きかけを強める考えだ。
転勤が実現しない教員を抱える道北の道立高教頭は「人事の停滞によって現場の士気は落ちている」と話している。
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道立高校の先生も僻地に行くのがいやなようですね。ずいぶん昔ですが、裁判にもなっているなんてびっくり!です。道立高校の教師になるなら、北海道内のどこに行くかわからないくらい知った上で教員採用試験をうけているはずなのに。
まあ色々と事情があるのでしょうから、道庁の思うままに人事は出来ないのでしょうが、「家庭の事情などを考慮しない転勤命令は場合によって人事権の乱用に当たる」と言われても、どこまでが事情で、どこからがわがままかは区別つかないでしょう。
確かに札幌の進学校では名物先生とかいるでしょうが、それでも同じ高校に居座って、現場の士気を落としてしまう先生は困りものですね。
もちろん私の町の先生は若い先生が多いと思います。それでもたまに家族連れで来てくださる先生もいらっしゃいます。拍手です!!こういう先生はクラブ活動の指導に熱心だったり、地域のために教室を開いてくれたり、一生懸命な先生が多い印象です。
現在、北海道の財政難で高校の統廃合が進んでいます。当町の高校も募集定員の半分しか応募がない状態で、今後廃校になるのではといううわさもあります。
医療機関と同じで、高校も淘汰されていくのでしょう。ここでも地方切捨てですが、これはしょうがないことなのでしょうか。
札幌の天使病院の産婦人科医が4人一度に辞職するというニュースが本日北海道新聞に出ていました。6人いるうちの4人が辞職、残る2名も辞める可能性があるということです。
天使病院といえば、分娩数も多く、NICUもあり、地域周産期母子医療センターの一つです。私の3人目の子供も天使病院で生まれました。関連病院の中ではかなり人気のある病院の一つだった思うのですが、どうしてしまったのでしょうか。
新聞では
・リスクの高いお産が多い
・経営者に対する不信
が上げられています。
リスクについて言えば、周産期センターで6人はちょっと(かなり?)きついのではと思います。当然ハイリスク分娩が次から次へと運ばれてくるのでしょう。逮捕されるこのご時勢、産婦人科医も自分のところであまりひっぱらないで、なるべく早く高次医療機関に搬送しようと思うはずです。
天使病院を経営しているのはあの「カレスアライアンス」です。札幌市内、道内のあちこちの病院のM&Aを進めているグループです。もともとは室蘭にある日鋼記念病院からはじまっていますが、その日鋼記念病院も数年前に消化器内科総辞職を経験しています。
私はカレスで働いたことがないので、わかりませんが、かなり医師の待遇は悪いという「うわさ」です。 知っている方は教えて下さい。
天使病院の先生方はきっと北大の医局だと思うのですが、医師辞職と医局との関連性はないのでしょうか。そのあたりも少し気になります。
新聞を読むと、天使病院からすれば、一時的に医師がいなくなりますが、すぐにでも産婦人科は確保できると確信しているようです。
果たしてどうなるか。
以下北海道新聞より引用
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道の地域周産期母子医療センターとして、道央の産婦人科医療の拠点となっている札幌市東区の天使病院(杉原平樹(つねき)院長、二百六十床)で、産婦人科医六人のうち四人が、病院を辞める意向を固めたことが七日分かった。病院側は「仮に一部の医師が退職しても、新たな医師を確保して診療機能は維持する」としている。
同病院は、全道に二十五、札幌市内に四施設ある地域周産期母子医療センターの一つ。年に約八百件の出産のほか、道央で最大規模の新生児集中治療施設(NICU)を設置し、緊急の帝王切開手術や低体重児の出産など、危険性の高い出産に対応している。
同病院は、二○○三年に社会福祉法人聖母会(東京)から医療法人社団カレスアライアンス(室蘭)に経営が移管されたが、今年十月には、特定医療法人社団カレスサッポロ(札幌)への移管が決まっている。
関係者によると医師四人は「経営母体が頻繁に変わる理由や、移管先の経営内容について情報開示が不十分。経営側と信頼関係が築けず、リスクが伴う周産期医療は続けられない」と退職の理由を説明しているという。残る二人も、退職を検討している。
杉原院長は「一部の医師が、新法人での勤務を希望していないのは事実だが、現在も説得を続けている。診療規模と医師数は、今後も維持する」と話している。
先日NHK北海道で北海道の農業についての特集がありました。農家の後継者がいないという内容です。北海道の東側は比較的後継者があり、40%程度。西部、南部はかなり低く、10%を切っている町もありました。後継者がいないということは今後農地は荒れ果て、生産力がおちていくということになります。北海道自体は食料の自給率200%で日本の台所の役割を果たしています。この北海道の生産力が落ちるということは日本全体に大きな影響を及ぼすことになりかねません。
大規模化がうまくいった地域は収入もそれなりにあり、後継者もいるようですが、小規模で収入が少ないところでは後継者がいません。当たり前といえば当たり前でしょう。ある米農家では米の売り上げから、農薬などのコストを引いて、さらに借金返済の分を引くとゼロになるとのことでした。「子供には農家になれとはいえない」と苦渋に満ちた表情が印象的でした。
だいたい北海道米の値段は安すぎでしょう。通常の値段の2割安だそうです。消費者とすれば安くて嬉しい面もあるのですが、やはり値崩れしすぎはお互い不幸な結果になりそうです。味が劣っているかと言うとそんなことはないのにです。
一方うまくやっている農家も紹介されていました。
札幌から1時間くらいの長沼町の例です。幹線道路に面したある農家は道路を通る車の種類、台数を念入りに調べた上で、6件の農家が集まって、採れたて野菜の直売所を始めました。年間4万人のお客さんがやって来るとのこと。農家の子供達もお手伝いをしていました。消費者と顔と顔をあわせて「おいしかったよ」と言ってもらうのが楽しみとのこと。忙しそうでしたが、本当に楽しそうに仕事をしていました。もちろん将来何になりたいか?の問いには「農家!」と答えていました。
しかしうまくいっている農家の方が少ないの現実です。今後北海道の農家はどうなっていくのでしょうか。
私の義父も50歳で脱サラして農家をはじめました。
写真はその義父の農場の一部です。
本当に大変な仕事です。手伝いに行ってもほとんど私では役に立ちません。家内は一人っ子ですので、私が、農家を継がないと一代で終わりです。素晴らしい農地と素晴らしい有機農法で作られた美味しい野菜。もったいないというか残念と言うか、なんとも悔しい気持ちがします。
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