2007.06.27 23:08 |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  近隣の僻地医  | 推薦数 : 8

限界病院

本日ニューステーションで古館キャスターが地域医療が崩壊しつつある岩手県の県立病院を訪問したニュースを放映していました。以前、医師不足のニュースの時のコメントで、医師の心意気がなくなってきているのではみないなことを言って、かなりひんしゅくをかっていたと思うのですが、今回はその名誉挽回なのか、忙しい仕事の合間を縫って僻地医療の現場に乗り込んだようです。

「限界集落」になぞらえて、限界病院というニュースです。

取材されたのは岩手県立病院で医師は以前7名いたが、今は3名。内科は取材を受けいた1名しかいないような感じだった。当直は月10回。結構救急外来に呼ばれていて、それなりに忙しそうでした。外来も多く、在宅訪問も年間1000件。しかも腹腔鏡の手術までもされているスーパードクターでした。

「最先端医療もいいけど、最前線医療もいい。」

「医師は患者さんが治って、元気になるのを見るのが嬉しい。患者さんを治しているように見えるが、実はこちらが元気をもらっている。」

「夜間や休日の救急外来が出来なくなると、確実にその地域の医療水準が低下する。」

「みんなの献身でなんとか持っている。今月一杯は大丈夫なのは確実だが、いつだれかが倒れて、どうなるかわからない。」

というようなことをおっしゃっていました。

そして取材翌日?尿管結石で入院してしまったということも伝えられていました。

本当に優しそうな、笑顔の素敵な先生でした。こんなに忙しいのに文句を言わないなんて、すごすぎです。大きな病気にならないよう気をつけていただきたいと思います。

古館さんはこの勤務状態を見て

・頑張っている先生もいるじゃないか。なぜ医師はみんな頑張らないのか?

・こんな厳しい現場なら、医師が頑張れなくなって、いなくなり、地域医療が崩壊するのは無理もない。

 さてどちらのように考えたのでしょうか?

 

少しは医師の苦労がわかってもらえたでしょうか。

 

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