羅臼町国保病院の無床診療所化の記事で、入院基本料が11000円から5630円に引き下げれて入院収入が激減したとありました。
みなさんもご存知だと思いますが、これが「特別入院基本料」というものです。何が特別なのかといえば、本来であれば看護基準が満たせていないので、入院診療は認められないが、「特別」に入院診療を許可してやるぞ、という感じの特別さです。厚生労働省の方々の情け深さには頭が下がります。
普通の病院では
7:1 1555点
10:1 1269点
13:1 1092点
15:1 954点
そして
特別入院基本料 575点
15:1に比べて約400点の減収になります。
一日あたりですから、30人が入院していると単純計算でも年間で4300万円の減収になります。
この点数は実は有床診療所の入院基本料とどっこいどっこいです。
北海道病院協会の18年度の調査では99床以下の中小病院の34.5%がこの特別入院基本料を算定していると報告されているようです。
厚生労働省はとにかく医療費を下げたい一心で、中小病院が廃院もしくは診療所化することを狙っているようです。
医療療養型の3区分もしかりです。
セーフティネットをどうのうこうのなどと政府は言っていますが、ネットを張る前にどんどん落としているのが現状です。
日本医師会もどうしてここまでやられてまだ自民党支持なのでしょうか。武見さんが何かしてくれるという期待があるのでしょうか?
この1~2年でどんどん北海道の小病院が診療所化されていくものと思われます。
それ自体時代の流れでしょうがない部分はもちろんあるのでしょうが、セーフティネットのことや、地域での最低限の救急の確保は必要なのではないでしょうか?
羅臼ではほとんどの人が1時間20分かけて、中標津に行くし、救急車も初めから中標津に行ってくれた方が救命率が上がるという住民の意見もあるようですが、本当にそうなのでしょうか?
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