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私は、外来業務が大好きです。楽しくて仕方がありません。最近、精神科医療は、外来が中心であると確信するようになりました。
例えば、うつ病は、ほとんどが外来で治療が可能です。治療初期で大切な薬物調整や身体状態の回復のための治療は、外来へ一週間に頻回に通院していただければ、入院は必要ない場合がほとんどです。徐々に回復してくれば、通院間隔は延長することが出来ます。
外来業務は、精神科医の力量がかなり左右します。多くの患者さんに対して、適切な診断と治療を行うには、生半可な勉強や人間性では出来ません。
精神科医は、患者さんとともに、成長しなければいけない医師であり、やりがいがある楽しい仕事です。笑顔を忘れず、そんなことを実感する毎日です。
うつ病では、抑うつ気分が明確に存在して、不眠、食欲低下、意欲低下、倦怠感などがみられます。このような症状は、うつ病だけで見られるわけではありません。例えば、貧血や胃炎などの身体の器質的な病気でも出現する可能性があります。従って、身体的な検査は必須になります。
うつ病は、身体的な病気が明確に否定されて、初めて診断が確定するのです。
そのために、精神科医は全ての病気についての知識を常に入れながら、全身を診なければいけません。精神科医は、手術や侵襲的な検査などは出来ませんが、各科と連携を取りながら、うつ病の正確な診断をする必要があります。
ですから、精神科でうつ病の診断・治療を受けるときには、他の診療科での検査結果や治療歴は大変に重要な情報となります。