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平成3年に国立大学医学部を卒業しました。平成8年に学位を取得しました。現在は、臨床精神神経薬理学認定医、精神保健指定医、精神神経学会指導医などの資格を有しています。
精神科医を目指したのは、脳生理学に興味があったからです。脳生理と精神の世界などに関わる仕事がしたかったのです。実際に精神科医になってからは、主に薬理学に興味を持って、精神科の治療で重要な薬物治療について勉強しています。
医学は日進月歩です。新しい治療法が日々開発されて進歩しています。現在の医療制度では、医師免許は終身制でありますが、この制度は間違っていると思います。自分を切磋琢磨して、適切な治療ができる医師が医師免許を持って治療に当たるべきです。それが、安心安全で質の高い医療であり、効率的な医療が提供できると思います。
うつ病の症状で重要なのが抑うつ気分の存在です。
これは、”億劫な気分”、”晴れない気分”などと表現されます。この気分が存在すると、全てがいやになり、見るもの聞くのもが苦しくなります。それは、普段の生活では考えられないような苦しい状態です。笑顔がなくなり、会話が少なくなります。
抑うつ気分とともに、普段出来ていたことに対してやる気が出来なくなるなど意欲の障害がみられます。新聞が読めない、テレビを見る気がしない、仕事に集中できない、などの状態がみられます。
このような苦しい状態があるために、不安でイライラして苦しくなります。横になって寝ていることも出来ないような不安になることもあります。
これらの症状とともに睡眠障害がみられます。過眠を呈することもありますが、多くの場合には不眠がみられます。抑うつ気分があるときに、夜が眠れないことは非常に辛いことです。
その他としては、食欲低下、性欲低下、めまい、頭痛、吐き気、など身体症状を合併することがあります。これらは、血液検査などをしても異常は見つからず、うつ病による症状だと判断されます。