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相談料を有料にした理由は、優良な相談を継続して行いたいからです。
私は、簡単な仕事ですが、ボランティアを企画して患者さんに提供しています。しかし、正直に申しますと、日々の診療の中で時間を見い出してボランティアを行うことは大変です。今後、仕事と平行して継続的かつ定期的にボランティアを行うことは困難であり、発展性が見込めないと考えるようになりました。
そのような中で、良い仕事やサービスを常に一定のレベルで提供するためには、その対価を設定することが必要であると思うようになりました。
対価に見合う仕事が出来れば、きっと自分の診療技量を切磋琢磨して無限に成長して向上させることが出来ると思います。そして、さらに世の中に役立つ仕事が出来るようになると考えました。
日々の診療と対等にネットでの相談を真剣に受け入れたい。それが、相談を有料にした理由です。
なお、相談料を負担出来ない方、相談内容が対価に見合わないと考えた方は、料金負担は必要ありません。
日頃の診療で感じることは、人はいろいろなことを抱えながら生きているんだとことです。
ある時、私の外来に若い女性の患者さんが来ました。その方は、もう既にパニック障害で他県のクリニックへ通院中でした。夫の実家に帰省していて、私の外来にたまたま相談しようと来院して下さいました。不安とイライラに悩まされ、パニック 発作に悩む日が多く、抑うつ状態の合併がみられました。
問診をしながら話を進めているとあることに気がつきました。子供さんのことをお聞きしたときに、子供さんが障害を持っていることがわかったのです。そのお子さんは心臓の病気があり、心臓の手術をくり返して常に生命の危険があったそうです。
私にも子供が2人いますが、子供が少し風邪を引いただけでも心配になります。そんな私からみれば、その患者さんの苦労は想像に絶します。
”辛かった日々でしたね”と声をかけると、その患者さんは涙を流しました。幸いにしてそのお子さんの経過は良好でありました。
患者さんには、安心して無理しない生活を心掛けて、自分の体調を大切にすることを提案しました。患者さんは最後に”ここに来て良かったです”と言って、一回限りの私の診療は終わりました。
人はいろいろなことを抱えて生きている。しかし、越えられない苦難は存在しない。そんなことを学びました。