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 「喰い」

 田中慎弥著

集英社 

1000円+税

2012年  

 

  読まないほうが良い本だと思いました。

 エログロ、サディスト、暴力、復讐です。

作家の性格、品性を疑います。

 芥川賞の名にだまされて買ったような気がします。

 3文サスペンスです。

 本の後半の同時掲載の「第三紀層の魚 」は釣りのはなしなので、私は釣りが好きなので、前半の部より少し面白かったです。 しかし、これもストーリー性も、新鮮さも、深みもない淡白な話でした。

 こんな不健全な駄作を芥川賞にする審査員は不健全で無能だと思いました。

 

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Shukketo

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岩波書店

1200円+税

2006年 

 倉田百三著

 第一幕は、吹雪く夜、一夜の宿を請う

親鸞を蹴りだした、仏を信じない日野左衛門の話です。

 妻子のために、動物を平気で殺し、悪事も働き、喧嘩もするのだと、

仏道を否定する日野左衛門も、親鸞の話を聞き心を入れ替えます。

 第3-5幕は、唯円と遊女かえでとの恋物語です。

 これは感動的でした。内容は、今から読む人のために言えません。

 第6幕は、親鸞の長男善鸞の話です。

善鸞は放蕩息子で、絶縁されているけど、

親鸞は臨終に際しての、親としての苦しみを述べています。

親鸞は念仏を唱えて、極楽にいけるかどうかは確証はない。

確信もない。

ひょっとしたら、地獄に行くかもわからない。

 でも、極楽にいけると信じるほか救いがない、と。

  こんな、親鸞の素直な考え方に非常に親しみを感じました。

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Kakure2

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ダイヤモノド社

1600円+税

2010年 

鶴見俊輔は哲学者・評論家で、

アナキズムに近い思想家だと思っていたのに、

以外にも、佛教というなのつく本を最近だしたと知って、

佛教に関心のある私はすぐ買いました。

 倉田百三、良寛、一休、石川三四郎、内山愚童、柳宗悦、

橋本峰雄、吉本隆明、高史明、秋野不矩、牧口常次郎、

戸田城聖、河合隼雄、内山節、馬祖道一などを評価している。

 多神教、アニミズムがいいといっている。

 最後に、この本で私がもっとも印象的に残った言葉をひとつ。

「迷人(めいじん)の方所(ほうしょ)を弁ぜざるが如くあれ」(馬祖道一)

(方所とは、方角と、住所のことです。) 

 

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2012.02.05 09:18 |  趣味  |  恋愛 / 結婚  |  映画 / 音楽 / 読書  |  はま あるき  | 推薦数 : 0

それから:夏目漱石

Sorekara

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岩波書店

 1900円(税とも)

 1990年11月

 これは、「ひきこもり」(私の目からしたら)青年、代助の話ですが、

 著者そのもの話だと思いました。

 今年芥川賞を受けた田中慎也さんも典型的なひきこもりですね。

 作家はひきこもりが多いようですね。

 「ひきこもり」もまんざら捨てたものでもないというべきか、

ひきこもりの人を芥川賞にするほど、審査官の目が不健全になったと思うべきなのでしょうか。

 でも、田中慎也さんの、マスコミにこびない態度はりっぱだとおもいました。 

 それはさておき、他人の奥さんに恋するというのは、「若きウエルテル」のパターンです。回りの社会すべてを敵にしての、いわゆる不倫です。

 大助は、この社会を斜めに見ています。

 しかし、親のすねかじりです。

 文学、哲学、経済界、歌舞伎、服装、流行、絵画などなど、文化に対しての関心は旺盛です。

 著者そのものでしょうね。

 そして、最後に、親友の奥さんへの恋を、エネルギーとして

仕事探しに出ます。

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静かな大地:池澤夏樹

Sizukana

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 朝日文庫

 2007年

 1000円+税

 改めて、すっかりアイヌフアンになりました。

 私が小学のとき、母が最初に買ってくれた小説が、

「コタンの笛」でした。

 

 作者の祖先、淡路島の人が北海道に開拓にいきます。

 作者の祖先は勤皇か佐幕か、の争いで破れ、迫害されます。

 北海道に向かう船で沈没したものもありました。

 運んだ財産すべてが納屋の火事で焼けてしまうという悲劇も続きました。

 北海道、日高地方の静内という荒れた場所を開拓します。

 アイヌと共に牧場を経営し成功します。

 しかし、和人の迫害により牧場は破産します。

 主人公宗方三郎とアイヌとして育ったエカリアンの愛の

物語でもあります。

 これほどに、和人のアイヌに対する迫害が

厳しかったとは、知りませんでした。

 いま、エコな生活への見直し、絆の大切さが注目されている時代、

アイヌ文化を再評価する必要があると思いました。

 

 

  

 

 

 

 

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2012.01.12 06:49 |  生活 / くらし  |  映画 / 音楽 / 読書  |  はま あるき  | 推薦数 : 0

悩む力:姜尚中

悩む力:Nayamu1

集英社新書

680円+税

2008

マックス・ウエーバーと夏目漱石の考えの紹介のような本でした。

 生き方の見本として「こころ」の先生、「それから」の代助、「行人」の一郎、「道草」の健三、「三四郎」、「門」の宗助、「明暗」の津田などが挙げられています。しかし、一冊以外は本を読んでいないので、この本はもうひとつ理解できませんでした。
 この本は、よく売れているという評判で買ったのですが、著者の表現も、難しい漢字を多く使いすぎで、私には半分ぐらいしかわかりませんでした。
 「それから」は次に読んでみようかと思羽陽になりました。

 

  

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Atarasii

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朝日新書

700円+税

2010年7

 

 

新しい地平線というタイトルのほうが、ふさわしいと思うのですが・・

 姜尚中、中村哲、徳永進、上野千鶴子などは、もとから大分知っているから、

わかるのですが、他の取り上げられた5人は知らなかった人達で、

新しい分野に乗り込んだ人たちの話で、その人の著作を読まないで、

その人たちのことを、こんな薄い本で、少し解ろうとしたが、どだい無理でした。

 池澤夏樹さんの「静かな大地」と「パレオマニア」は読んで

みようという気になりました。

 

 

  

 

 

 

 

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2011.12.23 19:13 |  生活 / くらし  |  趣味  |  映画 / 音楽 / 読書  |  はま あるき  | 推薦数 : 0

正しい読書の姿勢

Dokusho1

 

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 電車のドアーにはってありました。

電気ゴタツ、襟巻き、お茶、みかん、

片手での本の押さえ、

これは参考になります。 

 

 

 

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 (今日は写真がなくてすみません) 

 昨日TVで見ました。

 岸恵子は、バター臭い女優と思っていたら、

若い頃は、典型的な日本美人だったのですね。

  その大和なでしこがフランス人と結婚したのだから、その当時は大変な騒ぎだったと思います。

 

  ストリーは、解説者が言っていたように「冬ソナ」の

原型なのですね。すれ違いの連続のラブストーリーでした。

 

 取り扱われた戦後の社会的背景が私にとっては、印象的でした。

 戦後、いわゆる「パンパン」と呼ばれた売春婦。

 外国人との間の子、混血児。

 外国からの密輸。

 戦災孤児。

 出版維持が難しい、文芸雑誌。

 

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(今日は:写真がなくてすみません)

  

 エスペラントといっても、それ化粧品、ブランド名といわれそうな

今日ですが、私が学生の頃、1970年前後はこの国際語がブームでした。

 私も、これからは英語よりエスペラントの時代になるから、遅れをとらないようにと、

医学の勉強より一生懸命勉強し、普及活動にも加わりました。

 それで、わたしは医者としてはちっとも業績をも残せず、地位も上がりませんでした。

(助手どまり)。

 日本エスペラント学界が一番大きな組織で、これは少し保守的で、別に

少し左がかった関西エスペラント連合というのもありました。

 エスペラントは今、仕事でも、生活でも実用していませんが、

 エスペラントの学習は無駄にはなりませんでした。

 エスペラントはヨーロッパの主な複数の言語の共通した文法と単語を

抽出し、ポーランドの眼科医ザメンホフが作ったものですから、

語源や文法の元を考えるのに実に便利です。

 すぐにはなにも得はないですが、面白い言語ですよ。

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