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2012.02.05 09:18 |  趣味  |  恋愛 / 結婚  |  映画 / 音楽 / 読書  |  はま あるき  | 推薦数 : 0

それから:夏目漱石

Sorekara

↑ クリックすると拡大します。

岩波書店

 1900円(税とも)

 1990年11月

 これは、「ひきこもり」(私の目からしたら)青年、代助の話ですが、

 著者そのもの話だと思いました。

 今年芥川賞を受けた田中慎也さんも典型的なひきこもりですね。

 作家はひきこもりが多いようですね。

 「ひきこもり」もまんざら捨てたものでもないというべきか、

ひきこもりの人を芥川賞にするほど、審査官の目が不健全になったと思うべきなのでしょうか。

 でも、田中慎也さんの、マスコミにこびない態度はりっぱだとおもいました。 

 それはさておき、他人の奥さんに恋するというのは、「若きウエルテル」のパターンです。回りの社会すべてを敵にしての、いわゆる不倫です。

 大助は、この社会を斜めに見ています。

 しかし、親のすねかじりです。

 文学、哲学、経済界、歌舞伎、服装、流行、絵画などなど、文化に対しての関心は旺盛です。

 著者そのものでしょうね。

 そして、最後に、親友の奥さんへの恋を、エネルギーとして

仕事探しに出ます。

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 (今日は写真がなくてすみません) 

 昨日TVで見ました。

 岸恵子は、バター臭い女優と思っていたら、

若い頃は、典型的な日本美人だったのですね。

  その大和なでしこがフランス人と結婚したのだから、その当時は大変な騒ぎだったと思います。

 

  ストリーは、解説者が言っていたように「冬ソナ」の

原型なのですね。すれ違いの連続のラブストーリーでした。

 

 取り扱われた戦後の社会的背景が私にとっては、印象的でした。

 戦後、いわゆる「パンパン」と呼ばれた売春婦。

 外国人との間の子、混血児。

 外国からの密輸。

 戦災孤児。

 出版維持が難しい、文芸雑誌。

 

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Taguti ←(クリックすると、画像は拡大します。)

幻冬舎

1500円+税

 

主人公の兄が社会的ひきこもりになり、妹の主人公が

女性的魅力も使って二人で生活し始めます。

 しかし、主人公朝倉ユキはひきこもりが良くならない

兄に失望し、他の男友達の家にほとんどとまるようになります。

すると、兄は一人暮らしをするため、別のアパートに住むようになります。

しかし、数ヵ月後には腐乱死体として発見されます。 

 その後、朝倉ユキは兄の亡霊を見るようになります。

幻覚や妄想も体験します。

(私の理解では、PTSDでしょう。)

心理学の生徒であった朝倉ユキは教授の教育心理分析をうけたり、

同級生の精神科の医師の診察を受けたり、宮古島の

シャーマン(霊媒師)に会いに行ったりします。

この作品の後半は精神科医療のことを色々な角度から取り上げ、

 面白いのですが、朝倉ユキをエロトマニア的にして、ラブストーリーに

してしまったのは、(私が硬いのか?)あまりに通俗的です。

 最後、朝倉ユキがどうなったかは、本を読んでください。

 「引きこもり」だけを真剣に勉強したい方にはお勧めではありません。

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多くの著名人がこの本を薦めているので、読みました。

「ころろ」:夏目漱石は読まないほうがいいです。

 

なぜなら、“先生”と呼ばれる中心人物は、大人の「ひきこもり」だと思います。

彼の、綿々と述べられる、自殺の言い訳が主文です。

読んでいたら、私は憂鬱になりました。

 自殺を正当化する、自殺を止むを得ないものする、彼の遺書に論理も理性もないと私は思います。文学的に、哲学的に、心理的に価値のある文章かもしれませんが。

 言論、著作の自由ですので、全文を以下に紹介します。

 

本の紹介文(新潮文庫):

 鎌倉の海岸で、学生だった私は一人の男性と出会った。不思議な魅力を持つその人は、“先生”と呼んで慕う私になかなか心を開いてくれず、謎のような言葉で惑わせる。やがてある日、私のもとに分厚い手紙が届いたとき、先生はもはやこの世の人ではなかった。遺された手紙から明らかになる先生の人生の悲劇――それは親友とともに一人の女性に恋をしたときから始まったのだった。

 

 

「ころろ」:夏目漱石著:全文
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html

 

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