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オランザピン急性期の報告

-ひとりひとりの治療ゴールへ-

上島国利編集

 

   星和書店:2004年:2800円+税 

 注目に値する文章を少し以下に箇条書きしました。

◎1 精神運動性興奮が著しく鎮静が必要な場合は、鎮静を目的としてベンゾジアゼピン系薬剤(ユーパンが第一選択)を併用する。◎2 半減期が28.5時間と長く、11回の投与が可能。

◎3 糖尿病の合併または既往のある患者さんへの投与は禁忌。

◎4 初診時精神運動性興奮が著しい場合、ジアゼパムの静注など施行すれば、インフォームドコンセントを得られるまで、落ち着くことも少なくない。

◎5 ベンゾジアゼピンは急性期の標的症状にしぼり、長期の使用は避ける。

◎6 バルブロ酸は長期効果は期待できないので、急性期後は漸減中止が望ましい。

◎7 CBZ(テグレトール)やLi(リーマス)を使う前に、VPAやベンゾジアゼピン(ランドセン)をまず使うべき。

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