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リスペリドンを使いこなす
リスペリドンを使いこなす ー症例を中心に
上田均・酒井明夫著
星和書店
2800円+税
2004年
サブタイトルの示すように症例が多いので大変参考になりました。印象的な記載を少し紹介します。
① 1996年にリスペリドン(RIS)は日本で発売された。
② 睡眠障害の改善が症状改善の目安となる。
③ リスペリドン内用液は注射と同様に有効である。
④ 3~4mgでは抗コリン剤なしでいける。なるべく抗コリン剤は使わない。抗コリン剤は早めに減量、中止する。
④ 肥満や、糖尿病の傾向のある症例にはRISとPERが第一選択である。
⑤ 錐体外路症候群の出やすい症例ではOLZやQTPが第一選択である。
⑥ 維持療法は一日1錠眠前が望ましい。
⑦ 便秘、イレウス、口渇は抗コリン作用がないので生じにくい。
⑧ 年寄りの症状精神病では、0.5gから開始して、最大2mgまでとし、維持量は0.5gが望ましい。
⑨ 新規薬のなかで、RISが最も薬物相互作用が少ない。
⑩ 急性期のRISの最大投与量は5mg。(承認最大用量は12mg)
⑪ 高プロラクチン血症が高頻度で起こる。
はまあるき