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気分障害の 薬物治療アルゴリズム

Utubyo3

精神科薬物療法研究会編集

 

 2005年発行 3500円 KK.じほう

以下に不十分なことを承知で、私流に要約を試みました。

大きな誤りがあれば、指摘していただければ、幸いです。

  ① 厚生労働省は精神・神経疾患研究委託の運用を国立精神・神経センターに委託しています。

本書は、この一環の精神科関連研究班の一つである「感情障害の薬物治療

ガイドラインの作成とその実証的研究班」(主任研究者:本橋伸高)の成果です。

②  急性期治療開始後の、初期評価のタイミングとしては、わが国の

アルゴリズム(塩江他)では、中等症で2週間後、重症では4週間後に治療効果の

有無に関して最初の判断を行うことを提唱している。

④ 回復までに抑うつ状態が悪化することを、再燃(relapse)、回復後に新たな

大うつ病エピソードが、出現することを再発(recurrence)と呼ぶ。

⑤ 大うつ病の生涯有病率は女性で10から25%、男性で5から12%と、

かなり頻度が高い障害である。

⑥  大うつ病性障害(軽症・中等症)のアルゴリズム

 1) SSRI/SNRI±BZD(ベンソジアゼピン)
 →無効な場合↓ 
 2) 投薬の増量
 →無効な場合↓
 3) 他の抗うつ薬へ変更(TCA/non-TCA/ SSRI/SNRI)
 →無効な場合↓
 4)ECTまたは、他の抗うつ薬、リチウム剤、2剤以上の抗うつ剤
⑦ 大うつ病性障害(重症)のアルゴリズム
 1) (TCA/non-TCA/ SSRI/SNRI)±BZD
 →無効な場合↓
 2) 他の抗うつ薬へ変更またはECT
 →無効な場合↓
 3) リチウム剤または他の抗うつ薬へ変更またはECT

8) 充分な治療にもかかわらず、2年以上症状が持続する慢性

うつ病は全体の12から15%といわれる。

 

⑨ 双極性障害(躁病)のアルゴリズム

  1) (リチウム/カルバマゼピン(CBZ)/ 抗精神病薬/バルブロ酸

 →無効な場合↓

  2) 気分安定剤の追加またはECT

 →無効な場合↓

⑩ 双極性障害(うつ病)のアルゴリズム(リチウム維持療法中)

   1) リチウム増量/抗うつ薬の追加/ CBZまたはVPA

   →無効な場合↓

   2)ECT

 

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