←(クリックすると、画像は拡大します。)
閉鎖病棟:帚木 蓬生
新潮文庫:1500円(税込み):1994年
少しふるいですけど、精神病院の患者の友情あふれる物語です。
主人公昭八は知恵遅れで、難聴です。農業の手伝いをしていましたが、のけものにされてたことが切っ掛けで放火事件を起こします。
由紀は中学2年生です。両親にも内緒で、妊娠中絶をして不登校です。
秀丸は統合失調症で、家族を殺して、死刑囚となりますが、死刑が失敗して、放免されます。行くところが無く、病院に雑務係としてやとわれます。
この3人が織り成す、病院を舞台とした長い人生物語です。
最後のほうで、復讐をするという展開になるのですが、私はどんな理由があれ、どんなに悪人でも、復讐することには同意できません。死刑も反対です。アムネスティーの会員でもあります。
患者の心理の描写が見事です。
一押しの小説です。病棟の様子もよく解ります。
はまあるき
いいブログと思ったら下のアイコンのクリックをお願いします!




