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主婦の友社発行:春日武彦著:
1400円+税:200p:2007年発行
精神科の医師がなんで、患者さん向けの本を読むかといえば、
意外と、医学用語を患者さんのために、わかりやすく説明できないものです。
解っているつもりでもまとめる事は難しいです。
いわゆる教科書的な本に載っていない、大切なことも多いです。
少しいい文章だと思われたことを以下に少し紹介します。
① 精神分裂病(Schizophrenia)はスイスの精神科医、オイゲン・ブロイラーが1908年に作った新語で、ギリシャ語で分裂を意味するSchizoと精神を意味するphreniaを組み合わせたものです。
② ドイツの精神科医、クルト・シュナイダーは、自我の境界がもろくなったり障害されたりすると、この病気が起こると考えました。そして、この自我の境界によって現れる症状を「一級症状」と名づけました。
③ 一卵生双生児の場合、一人が統合失調症になっても、もう一人が発生する確立は約60%で、100%ではないのです。
④ 日本の精神化病院の病床数は・・・さらに増えて36万床になっています。その結果、日本の全病床数の22%を精神化病床で占めているのです。
⑤宇都宮病院: 1984年に、栃木県・宇都宮病院の入院患者によって告発された事件。・・・これを契機に、1987年、精神衛生法が改正された。
⑥ SST(生活技能訓練):Social Skill Traininngの略。UCLAのりバーマン教授によって開発された認知行動療法。
いつも、このように、さっと患者さんに説明したいものです。
はまあるき
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