日本でのAKTのレポートとしてでました。
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高木俊介著:批評社
1500円+税:144ページ:2008年初版
精神科医療の最前線として、ACTーJという試みが、厚労省の支援で、仙台や大阪で行われたことが学会誌に載っていたので、注目していました。
それが京都で、民間機関で、実践されているというのですから、驚きました。
ACTとはAssertive Community Treatmentのことで、包括的地域生活支援と訳されています。
最初アメリカのマディソン市のメンドータ州立病院で行われ、既にアメリカでは35の州で導入され、世界に急速に拡がっているそうです。
この本から、ACT-Kの特徴を簡単に紹介します。
① 重い精神障害を抱えた人を対象とし、地域生活を続けるために、医療と福祉のサービスを包括的に提供します。
② 2004年に、精神科訪問型診療所「たかぎクリニック」と訪問看護ステーション「ねこのて」が出来る。(24時間体制が整ったのは2006年)
③ 「在宅支援診療所」という制度ができ、24時間の連絡体制・訪問体制を整え、診療報酬が大幅に増額された。
③ 精神保健福祉士の訪問に対して、「精神科訪問看護・指導料」が認められるようにになった。(2008年)
④ 訪問診療も「在宅・通院精神療法」として算定されるようになった。医師は月に2回訪問診療を行う。
⑤ NPO法人:「京都メンタルケア・アクション 」(ACTについての研究・啓発活動と学生ボランティの育成が目的」が協力する。
⑥常勤スタッフは13人:精神保健福祉士5人:看護師4人:薬剤師1人:OT1人:事務員1人:医師1人
⑦ 全体の利用者は120人。約90人が重い精神障害を抱えた人。30人が精神症状を持つ認知症をもつお年寄り。(2008年4月時点)
⑧ 薬剤師は訪問薬剤管理指導(指導料は算定される)を行う。
⑨ほとんどのスタッフが海外研修をしている。
⑩ 海外からも講師に来てもらっている。
このような体制で、医師も、看護婦等のスタッフも全国平均的な給与を得ても、充分経営がなりたつそうです!
保険医療費総額は、病院で治療するより、はるかに安くつくそうです!
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はまあるき




