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うちのお寺は浄土真宗

Joudosin ←(クリックすると、画像は拡大します。)

 

 うちのお寺は浄土真宗で、年に何回かお坊さんに来てもらい、一緒にお経を読んでいます。しかし、宗派の勉強はほとんどしたことがありませんでした。「うちのお寺は浄土真宗」(双葉社:定価1500円+税)を読んだので感想を書きます。浄土真宗に関する歴史が詳しく、また一方的に賛美するものでもなかったので、大変興味深く読みました。歴代、長男がスムーズに本願寺派を継承したのかと思ったら、そうではありませんでした。

 

特に面白かったのは第1章の正統派争いです。

親鸞は親鸞の長男善鸞(2代目)を義絶します。

その代わり親鸞の末娘覚信尼が遺骨のある大谷廟堂を守ります。

覚信尼の孫覚如(3代目)と覚信尼の子唯善との間で宗派を二分する争いが起こり、唯善は大谷廟堂を破壊し、一時鎌倉に遺骨を持ち去ります。

覚如(3代目)は長男存覚(4代目)を義絶し、存覚は木辺派を形成します。

蓮如(8代目)は寂れていた本願寺を立て直し、中興の祖といわれています。

顕如(11代目)は有名な石山合戦(大阪石山本願寺で)で10年間も織田信長と戦いました。

顕如(11代目)は豊臣秀吉に、堀川6条に西本願寺の土地をもらい、次男准如(12代目)が継ぎます。

顕如(11代目)の長男教如(12代目)は、のちに徳川家康に烏丸6条に東本願寺の土地をもらい、大谷派(西本願寺派)が分立します。

現在、弟子たちの作った宗派も含め、浄土真宗10派があります。

 第2章の親鸞聖人の漫画は良かったです。

 第3章で、私たちがいつも合唱している、正信偈(げ)(経行信証の第2章のまとめ)は阿弥陀如来の教えを歴代の八高僧(龍樹から法然)がいかに教えたかが要約されたものだとは驚きでした。

 中興の祖蓮如(8代目)の和文の御文書は解りやすく素晴らしいものです。特によく葬式で聞く「白骨の章」は何回聞いても感動的です。

 第4章の大谷光瑞(こうずい)(8代目)のシルクロード探検家としての活躍が目を引きました。

 

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