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読書の話の続きです。
診察をしていると、患者さんからよく「(通院していて)生命保険にはいれますか?」と聞かれます。
入れるかどうかは、保険会社が決めるのでわかりません。
患者さんからは、入れなかったといわれることが多いものですから、入れないことが多いらしいとお伝えします。
おせっかいながら、新しい保険を申し込んでいても、加入が決まるまで、今はいっている保険は解約しないでおいたらどうかと言うこともあります。
何が大切なのかは人によって違いますし、人生設計上、生命保険に入ることが必要なのかもしれません。
でも、その方が本当に生命保険に入らなければならないのか?なぜ入りなおさなければならないのか?
聞いていていつも疑問に感じるのです。
平成21年11月、税理士の岡本吏郎さんが
サラリーマンのためのお金サバイバル術 朝日新書
を出版されています。
この本の副題は
家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く
で、家を建てること、車を所有すること、保険の必要性(不要性?)など、記載されています。
特に保険の部分については、
「保険の仕組みはバクチと一緒」、といい、保険事故(=加入する人の死亡など)があれば加入者の勝ち、なければ保険会社の勝ち。
だれも保険事故なんて願っていないのに、過大な保険に入っている人が多い。
生命保険は必要かもしれないが、本当に必要な部分がどこまでなのか?どの程度の金額なのか?
医療保険は必要か?
こんな内容です。正解は書いてありません。
私が、最初に記載した、「保険に入れるのか?」と聞かれたことに対しての疑問というのは、、、
基本的には、私が、生命保険は、公的な保険(日本人ならたいてい加入しているはず)が利用できる範囲と、自己負担の上限を考えながら、掛け捨ての保険に加入していけばいいのでは?
と思っているからです。
生命保険会社の関係者の皆様、身も蓋もない話でごめんなさい。
前記の岡本吏郎さんの書籍は、当院の待合室に置いてあります。
一昨日図書館のことを記載しました。
その続きです。 面白かったので記載します。
最近読んだ本で感銘を受けたのは、(これは近くの図書館の蔵書にはありませんでした)日本の公園の父といわれた本多静六博士(1866年7月2日生 - 1952年1月29日没)の著書、「私の生活流儀」「私の財産告白」「人生計画の立て方」という本。
東京帝国大学教授で日本初の林学博士、たくさんの公園を設計した方でもあります。億万長者にもなっているのですが、処世訓はごくごく簡単なもの。
「勤倹貯蓄」
それだけなのですが、私にはインパクトがありました。
著書を拝見すると、天才というよりは努力の人で、日々の積み重ねがとても大切だと重ねて記載されています。
勉学、毎日1ページの原稿書き、食生活、夫婦生活、家族への接し方、対人関係、貯蓄、投資など、生活全般にわたって書かれた面白い書籍でした。難しいことは何一つ書いてありません。
戦前の東京帝国大学教授が、一般の方向けに処世訓を残したり講演したりすること自体常識外れだったことでしょうが誰にもわかりやすくすぐに実行できそうなことを記載されています。
生活全般について見習うこともたくさんありますし、自分の持っている知識や技術をわかりやすく伝えていく姿勢は特に見習っていきたいとおもうのです。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今日が7日、七草がゆを食べる、、、、時間がなかったのですが、今年になってもう7日もたっているのですね。
先日、いつも私が帰ってくると
寝ていることが多い子どもとと一緒に映画に行ってきました。
昨年末から公開されているのでみた方も多いかもしれませんが
ウォルト・ディズニーの最新作
「ルイスと未来泥棒」
本当に発明したかったのは家族かもしれない-。
です。
孤児院の前に置き去りにされ、育ったルイスが
あることのために発明ばかりしていると、、、、
ルイスが、自分の母親を捜したい気持ちと、
自分が成長して家族を持つこと、
時間軸が未来へ、過去へ、そして現在へと移動していきます。
過去を含めた自分を受け入れ喜々として発明に取り組む
ルイスがなんと幸せそうだったか。
久しぶりに、涙があふれてきました。(子どもには内緒です)
考えてみれば、人間は、発明なんてしなくても、
想像力と記憶力を使って
自動的に過去と未来をいったり来たりしています。
感情を伴った記憶です。
この感情を伴った記憶が、亡霊のように何度も何度も出てきて
対人関係上、同じようなことで同じ間違いを繰り返します。
自分の子どもの頃の思い出、
自分が親になって子どもにどんな気持ちを味わわせているのか、
これから家族とどう向き合っていけばいいのか、
子どものために連れて行っただけなのに
いろんな事を考え、感じ、気持ちが揺さぶられました。
日常の診療では、もっと大変なお話を伺うことも多いのですが、自分のことをふりかえってみる時間を取ることがどれだけ大切か、改めて思い知りました。