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今年も何とか不定期ながらブログを更新していくことができました。
「たらい回し(受け入れ不能)」問題や新型インフルエンザ、医療崩壊、政権交代、事業仕分け、診療報酬改定など、医療に関する話題には事欠かなかったかと思います。
それらの話題を取り上げようにも、書こうと思ったときには他のブログで秀逸な考察が加えられており、期を逸していたということが多かったと思います。
なかなか文章や考察のレベルが上がらず、お恥ずかしい限りです。
来年も(不定期ですが)頑張って更新していきたいと思います。
できればイラストのしっかりしたソフトを導入して、腕を上げたいですね。
もちろん、本業の方の腕も磨いてきますよ(おいおい)。
とりあえず来年は外科の専門医をとって、癌治療認定医の試験に受かって(まだこの前の結果は出ていないけど・・・)と、論文も書かなきゃいけないし、学会発表もしなきゃ。
それより何より、まずは一例一例の症例を大切にして、腕を磨くとともに、患者さんに信頼されるような医師になっていきたいですね。
まあ、少し、きれい事が多くなってしまいましたが、だいたい年の終わりや始めってそういう決意でみんな臨むんですよね。
でもなんだかんだいって、日々の業務に追われてしまい、結局、1年が終わって、何も成長していない・・・。
・・・なーんてことにならないように頑張っていきます。
というわけで、これからも本ブログを応援よろしくお願いします。
最後に「医療崩壊」だ、「たらい回し」だなどなんだかなんだ言われましたが、来年は医療従事者が下のような誇りを持って仕事ができることを切に願うばかりです。

(集英社刊 荒木飛呂彦作 「ジョジョの奇妙な冒険」第9巻かからパロディさせていただきました。)
それでは良いお年を。
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勉強をする際に学校の先生から教えられたことの一つ。
ものごとには定義というものがある。
それを間違って答案を書いていたら、その後の証明の論理的な構成がいくら良くてもそれは0点だ。
例えば数学の証明で
はじめのA=Bという定義が間違っていたら、その後の証明がや計算が全て正しくても、間違った証明であるということ。
定義を無視して使うのがマスコミクオリティーなのでしょうか。
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12月23日22時9分配信 読売新聞
最終更新:12月23日22時9分
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診療報酬は「本体部分」と「薬価部分」に分けられることは良いとして。
診療報酬が全体で0.19%しかあがらないことも、この際はおいておきます。
2008年度診療報酬点数については http://social-s.jp/medical-ten-top.htmlを参照してください。
僕ら医師(特に勤務医)も実は自分の手術がどのくらいの点数なのか知らないことも多くて、これを見てびっくりすることも多々あります。
たいていは「えっ、こんなに少ないのか」ということですが。
医療行為には医師の他に看護師、臨床検査技師、臨床工学技士、放射線技師、理学療法士、作業療法士、栄養士、事務員、その他多くのコメディカルが関与しています。
さらに医療行為を行うのに当たって様々な器械(たとえばCT、MRI、手術道具や人工呼吸器など)や器具(たとえば注射の針、点滴の器材、尿道のカテーテルなどなど)を用いて診療をおこなっています。
診療報酬の本体部分というのはそれらを全てひっくるめて計算されており、決して医師の技術料ではありません。
例えば(1点が10円で医療機関に入ってくる)
は医師が外来で患者さんを再診したときに医療機関に入ってくる報酬なのですが、
それを行うまでに関わっている人では
受付事務、看護師、医師でしょうか。
とすると70点(=700円)は医師の技術料とは言えません。
さらには
関わる人は
外科医×最低でも2人(麻酔科医は麻酔管理料で別)
看護師×2人
関わる道具は
手術器材(メス、電気メスなど)
点滴などの器材や尿道カテーテル、電気メスの対極板など
術野を作るための布など
術中には糸やガーゼなどの消耗品(ちなみに血管などを結紮するための吸収糸は1本200円ぐらい、それを手術では何十本と使う)。
などなど。
ざっと思い浮かぶものではこんなもの。
医療の道具は使い捨てのものがほとんどで、そのほとんどのものは診療報酬として請求できません(=胃切除術の診療報酬の中に含まれています)
しかし、もっともっとあると思います。
術前、術後に看護助手さんが入って手術室をきれいにしたり、考えてみると手術室や器械のメンテナンスなどの減価償却費も入れなくてはいけないかもしれません。
上記の記事だと、胃切除術の42600点(=42万6000円)はまるで全て医師の懐に入っているかのよう。
しかし本当はいろいろなものをひっくるめての報酬なのだということがいっこうに伝わってきません。
そのため「医者は儲けているくせに、まだ報酬を要求しているのか」という一般の人の誤解を招いています。
どこの新聞も横並びで「診療報酬」=「医師の技術料」という間違ったことを言い続けています。
間違った定義を使い続けている人たちは次のどちらかなのでしょう。
そのため、
医療の集約化と病院数、ベッド数の削減はまだまだ続くでしょう。
病院や診療所の倒産が続き、大都市以外の地域では満足な医療が受けられなくなる日も近いかもしれません。
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こんばんは。
相変わらず当直中です。
さて一般の人たちは静かに寝静まっている深夜帯には、いろいろな患者さんがやってきます。
さきほども指を切って救急車で騒ぎながらやってきた方をなんとかなだめすかして縫合し、帰っていただきました。
指を3cmほどの縫合するだけで、帰っていただくまでに2時間以上かかりました。
その前に搬送依頼があり、ぐだぐだやっていて30分ぐらい待っていたのですけど。
夜の0時に必要だった人員。
救急隊×3人
医者×2人
看護師×2人
事務×2人
警察官×5人
皆さんお疲れ様でした。
あんまり書きすぎると個人の特定につながってしまうのでやめときます。
今日はもう心が疲れました。
おやすみなさい。
朝まで起こさなければいいな。
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先日「癌治療認定医試験」を受けてきました。
幕張メッセの巨大な会場でした。
約3000人ほど集結して1日目は朝から晩までセミナー。
2日は午前中セミナー。
午後は試験。
講義は6台の巨大モニターに映し出される、癌の生物学から消化器癌、白血病~皮膚癌、小児癌などありとあらゆる癌の知識。
僕の4GBのフラッシュメモリーでは容量オーバーです・・・。
せめて8GBぐらいあれば・・・。
とはいうものの一応お金出してセミナーや受検するので落ちたらもったいないと頑張ってみました。
でも試験、難しかった。
久しぶりにこんなに勉強したかと思えるほど詰め込んで勉強の二日間でした。
しかし、50台の偉いっぽい先生もいれば、僕のようなぺーぺーの外科医が受けていたりなんかでなかなかおもしろい光景ではありましたね。
一応試験に受からないと認定医の資格とれないんですけど、うーん、微妙・・・。
受かっていると良いな。

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12月16日20時39分配信 読売新聞
まあ個人的には、携帯ゲームやオンラインゲームはしないので「ふーん」ということなのですが。
「お金がかかるということがわかるように書いていなかったから」とか「無料と書いてあったから」ということではすまされないのではないでしょうか。
おそらく、コンテンツを使って料金が発生するときは何らかの同意の取得としての契約画面が入ってくるわけで(やっていないのでわからないのですが)、その時点で「同意」を選択してしまっていると思われます。
未成年に対する保護者の同意のない契約は無効になる可能性はあるのかもしれませんが、やはり軽率のそしりは免れないと思います。
「無料」」とうたわれていてもコンテンツを利用していて、「この会社はどこから収入を得て、このゲームの開発運営をしているのだろうか」と考える想像力がなければいけないということですね。
9万円の請求は確かに高いと思いますが、両親、小学生も痛い経験で重要なことを学んだのではないでしょうか。
テレビで「無料ゲーム」と大々的に宣伝していますけどやっぱりこういうことだったのですね。
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こんばんは。
先日当直だったのですが、そこでの話。
その日は二次救急当番だったので救急車ラッシュ。
救急爆撃雨あられでした。
骨折、多発外傷、脳出血、インフルエンザ、肺炎、精神疾患、頭部挫創、腸閉塞etc・・・
外科の患者さん(例えば虫垂炎や腸閉塞など)で朝まで待てる人で入院しなければいけない人は、病棟に入院させておいて、空いているときに指示を出しに行くなんて事をしていました。
そのため、簡単な指示だけ出して、あとは次の日の朝にちゃんとした指示を出したりなんかもよくあります。
まあそんなこんなでなんとか2時くらいに患者さんがとぎれて仮眠室で仮眠。
2時間ぐらい仮眠がとれて、再び救急車コール。
酔っぱらいの診察。
酔っぱらいが落ち着いたところで先ほど入院させた虫垂炎の指示でも出そうかなと、電子カルテを開き、患者さんを探すものの、名前が思い出せないのです。
さらに電子カルテ上、外来患者の中にそれらしき人もおらず、また看護師に聞いても虫垂炎なんか来ていないと・・・。
よくよく考えてみるとそもそも虫垂炎なんか入院させていませんでした。
というわけで、2時間の仮眠していた中でも夢の中で虫垂炎を入院させていたようです。
夢の中ぐらいせめて診療から離れていて欲しいものです。
断続した短い睡眠は現実世界と夢の世界をごっちゃにしてしまいました。
当直のストレスは一般の人が考えるよりも想像以上だと思います。
その日のように何十人も押し寄せてくるような当直をすると、途中から思考が働かなくなってきてしまいます。
それは当直をしてテンションがあがっているときは思考回路が働いていないことに気づいていないものです。
今回は夢の中を現実と思ってしまっただけで良かったものの、現実の世界の中で何か重大な勘違いをしてしまったりするとと考えるだけでぞーっとします。
その思考が働かなくなった中で、全員を100%見落としがないように診察できるのかと聞かれると僕には自信がありません。
なんとかやっているけど、「救命病棟24時」でユースケサンタマリアが言っていたみたいに「ただ運が良かった」だけかもしれませんね。
それにしても夢の中でまでアッペを診療しているとは・・・
うーーん、病んでいるな・・・。
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そろそろ忘年会シーズンがやってきました。
基本的にお酒を飲むことが好きな僕は忘年会に誘われるとついつい断らずに参加してしまいます。
しかしそのたびに納得できないのはその会費設定!!
よくあるのが
医師:8000円
看護師:4000円
・・・・
うーん確かに看護師さん達よりお給料はもらっているのは確かなんですが・・・。
基本的に医者が多く払うことがデフォらしい。
小遣い制の人にはちょっとつらい。
それと医者って一つの忘年会だけで済まないんですよ。
・病棟の忘年会(関係している病棟が多ければ多いほど回数が増える)
・手術室
・救急外来
・医局
・その他プライベート
などなどと
忘年会の数がきりがなく多くなってしまいます。
そのたびに8000円とか払っていたら、ただでさえ少ないボーナスも吹き飛んでしまいますわ。
じゃあ行かなきゃ良いじゃんということになりますが、行ってしまう性質はかえられません。
頼むから医者から多く会費を徴収するのはやめてください。
ただの愚痴でした。
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1週間ほど前に京都で学会があり、それに発表する機会があったので行ってきました。
思い出せば去年の同時期にも同じ学会に行って発表していました。
そこで妻に陣痛が来たことを知り、気もそぞろのまま、発表を行い、それが終わったらそのまま新幹線に飛び乗って妻の実家へ向かったことを覚えています。
それからようやく1年か・・・
このブログもなんだかんだいって一年続いているのですね。何か感慨深いものがあります。
最近はよなよなジムに行って筋トレと水泳に明け暮れている毎日ということもあり(子供を寝かしつけている時に僕がごそごそやっていたら寝てくれないので)、なかなか更新できないのが残念なのですが、頑張って更新していきたいと思います。
いっつもそんなこと言っているけど・・・。
ネタがないわけではないんです・・・←言い訳。
ところで秋の京都はきれいですね。
僕が行ったときは紅葉も半分ぐらいだったのでしょうか。
もちろん学会に行ったので観光ばかりしているわけにもいかないので発表の合間にちょっとだけ見に行ったのですが。
行ったところは上賀茂神社、二条城、錦市場、夜は先斗町。
二条城の大政奉還が宣言された広間なんて「竜馬がゆく」を読んだばかりだったので一人で興奮していました。
というわけで
↓上賀茂神社の紅葉

↓二条城・・・高校生の時に来たときは何とも思わなかったんですけど、今になって訪れると興奮してしまいました。

↓錦市場・・・いっつもにぎわっていますね。この活気がなんだか楽しいです。

↓坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された場所・・・繁華街の中にひっそりと石碑だけがあります。長崎出身の先生と一緒に見に行ったらびっくりしていました。後ろはコンビニになっておりなかなか感慨深いものがあります。

まあこんな感じで来年も本ブログをよろしくお願いします。
最近学術的なことをかいていないな・・・。
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