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それは、僕の技術がまだまだということも80%ぐらいを占めているのですが、やはり上手な先生でも、予想外のところで出血をすることがあります。
胃の手術だったら、脾臓が裂けてじわじわ出血が続くところだとか、膵臓の前のリンパ節郭清をするところだったり、少しでも深く剥離してしまったときに動脈から出血したり。
直腸の手術だったら、仙骨前面の静脈叢や前立腺と直腸の間なんかでしょうか・・・。
出血したときにどのような対処をしているのでしょうか。
実はだいたいこんな感じです。
よっぽどやばい血管を損傷していない限り、この方法でだいたいが止まってくれます。
(それでも止まらないときはなんとかして止めなくてはいけないので他のいろいろな方法を使って止めようとするのですが、ここでは書きません)
もう一つ重要なポイントは④の前立ちの先生の顔を見ること。まだ僕の前立ちには上の先生が付いてくれているので、このときの顔色をうかがうことが重要です。
本当にやばいところだと、「ちょっと貸せっ!!」といって取り上げられてしまうことがあります(汗)。
解説すると
ただそれだけ。
それで止まらないときは次の手を考えるんですけどね。
例えば頭部外傷なんかで頭のから血がびゅーびゅー出ている人。
運ばれてきたらとりあえずそこをしばらく強く押さえています。
消毒や洗浄を手早くやって、また押さえます。
そーっとガーゼを外して出血が下火になっている間に頭皮をザクザクって縫って、創を合わせてあげればいっちょあがり。
よっぽど血が固まりにくい人じゃない限り、止まってくれます。
出血箇所である胎盤を取ってしまえば、出血は止まるということを期待して剥離を続けるという選択肢をとりました。
結果的には出血は続いてしまい、患者さんは亡くなってしまいましたが、そのような選択をとることは手術をしている人間からするとちっとも不合理な選択ではありません。
さすがに「ヌウトへール」と「トルトマール」はむりなので。
鼻血がでたら、鼻を指で強く押さえ続けてください。
包丁で指を切ったら水で洗って清潔な布で押さえ続けてください。
頭や顔をうって、傷から血がピューピュー吹き出しているときもあわてないで清潔な布で強く押さえつけてください。
しばらく(10分ぐらい)押さえてそーっと指を離してみてまだ出血しているようなら、押さえたまま病院にきてくださいね。
くれぐれも歩ける人は救急車を呼ばないように・・・。
ただし強く押さえている間でもどんどん血が出てくるようなときはもちろんすぐに来てください!!
貴重な血がもったいないので、とりあえず強めに押さえておいてください。
診察したときに少しでも出血が少なければ、観察もしやすいものなのです。
押さえていれば出血も止まっていて縫わなくてもいいことも多いし。
それではお休みなさいって、もう朝だ。
(ほんとはそんな名前の法則はありません・・・)

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