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< 医療にも市民の視点を!! | メイン | 季節ものはいりました。 >
東京でも神奈川でも滋賀県でも新型インフルエンザが見つかったそうです。
もう、驚くことではありません。
国内で発見された時点で、医療者達は「もう、国内で蔓延しているんだろーなー」って思っていました。
いや、ゴールデンウィークに検疫をしているのを見ていて「国内に入り込むんだろうなー」って思っていたかもしれません。
今回は幸いにも強毒性のインフルエンザではないとのことで軽症者も多く、適切な治療をすれば治るようです。
ただし、妊婦さんや、乳幼児、合併症をもった人なんかに感染すると言うまでもなく危険であることはまちがいありません。
また、軽症とはいえ、蔓延して発症した人が多数になってしまうと社会の機能が麻痺してしまい、その中で必ず重症化してしまう人が出てしまいます。
そのため、一人一人が感染しないように予防をすると言うことが重要になってくることは言うまでもありません。
自己免疫性疾患という病気があります。
いろいろあるのですが、自分の体を守るための免疫細胞などが過剰に体に働きかけてしまい、正常な体の働きまで妨害してしまう病気です。
今の状況はまるで自己免疫性疾患にかかってしまったかのようです。
過敏に反応しすぎてしまい、社会のインフラまでが過度に抑制されている状態だと思います。
今日ニュースを見ていると東京都の会見で記者の方々が、会見担当の人をまるでつるし上げるかのように強い口調で詰問していたのが気になりました。
「家族の人は何人なんですかっ」
「空港からはどうやって帰ってきたのですかっ」
それを知って、彼らの次の行動は何ですか?
家族の人(濃厚接触者)やリムジンバスの運転手や同乗者(濃厚接触者)にインタビューをするのではないでしょうか?そしてその人達に突きつけたマイクはどうするのですか?
ちゃんとアルコールで消毒してくれるのですか。
感染者が出た高校の職員をもみくちゃにして、あなたたちは感染しないといえるのですか。
感染者が出たところに群がっていく人たちがsuper spreader(超拡散者)になっていくきがしてなりません。
もう、どこで新型インフルエンザが発見されても驚きません。
それより、目の前の地域の患者さんや、入院している患者さん達、それと自分の体と自分の家族を守るために、感染予防と感染者の治療をしていきたいと思っている人たちの方が多いようです。
対策も状況に応じてどんどん変えていかなければ行けないと思います。
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コメント
コメント一覧
東京では、最初の方が渡航者じゃないと、パニックになるから、必死に探していたのかなぁ。
そんな感じにも思えてしまいます。
>その人達に突きつけたマイクは
ほんとですね~。どうしてあんなに殺到するのでしょう?
先生達は、新型の病状とかいろいろ気になるのではないでしょうか?
早く新型→旧型になってほしい関西人でした。
先生の記事を読んで、この状況に関する様々な思いがちょっと救われた気がします。
ありがとうございます。
感染者の出た二番目の高校の校長が私の恩師だったので、その痛々しさに悲しくなってしまいました。
震災の時は、「見るからに悲惨」でしたが、
今回のことは表面的には変わらない風景なので、目に見えない被害が非常に多いのが中々世間に伝わっていないのが、根深い部分な気がします。
ここ関西の番組で「実は東京でも流行していたんじゃないか?」という興味深いデータを出していました。
今更、そんなことを追求しても仕方がないかもしれませんが、ちょっとでもこの状況を改善できるのなら、声を大にして言いたいです。(理性ではなく、感情でそう言いたいです。)
しかし、それでも、初めて感染の可能性に気付いた神戸の開業医の先生の勇気は素晴らしいと思います。
新型インフルエンザ対策は、感染研を主務部署として、大学や各地の衛研のウイルス部門が協力して対処すべきものと思います。我国のウイルス研究者は数少ないものの、国際的に実力を認められている方々なので、その実力を発揮して頂きたく思います。
ありがとうございます。感染者を犯罪者のように追いかけ回すのはやめて欲しいと思います。医療者の中ではもう蔓延しているとの認識が強いですね。ただ誰が「ババ」を引いてマスコミの餌食になってしまうかということを気にしています。感染症学会の提言では数年後には季節性のインフルエンザになるだろうとの予想でしたね。
>ひなまま様
こんにちは。ヒステリックになって、社会の機能不全が起こってしまうことがとても怖いと思っています。今は感染の拡大を防ぐことと同時に、重症化させないことと感染者の総数を抑えることに切り替えていくことが必要だと思います。今までは個々の発症者についてミクロで対策していたのに対して、集団へのマクロの対策に切り替えて欲しいですね。まだマスコミの報道を見ているとミクロの視点がメインで追っかけているとおもいます。
>kadoji様
初めまして。コメントありがとうございます。東京都で見つかっていなかったことは、いろいろとネット上でも憶測が飛び交っていましたが、普通の感覚からすれば「関西ではやっているんだから関東でもはやっているだろう」でしょうね。
今回の新型インフルエンザ対策では高病原性のインフルエンザに対するマニュアルに沿って行っていましたが、やはり水際で食い止めることが出来なかったことがわかりました。実際にそのような強毒性のものが他国で蔓延し始めたときにどのように行動するべきか、いい教訓になりましたね。
感染症学会が提言を出しました。CDCやWHO、学会などと行政的の対応が乖離していて現場が非常に混乱しています。一番は厚労省の対応が日々変化する状況に対応していないように感じています。次の来るべき第2波や高病原性インフルエンザまでには改善していただきたいと思います。というより、まず今の状況を収束に向かわせなければいけないのですが。
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