| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 | 31 |
僕は自分がタバコを吸わないこともあってタバコのにおいには敏感で、隣で吸った後の人がいるだけで気分が悪くなってしまいます。
診察室にタバコのにおいをぷんぷんさせながら入ってくる人に対しては「たばこをやめましょう」といってあげますが、次の診察の時もやはり、タバコのにおいがぷんぷんです。
診察室に残り香があるだけで不快なので診察が終わった後に窓を全開にして風をとおしてから次の診察をおこないます。
今日はタバコの話ではなく、においの話です。
学生の頃、視診、聴診、打診、触診の順番に診察をしなさいと教えられました。
最近その4つに加えて、嗅診というものが(言葉があるかどうかは知りませんが)重要だと思っています。
なにもどこかの新聞みたいに「風の気配を感じていれば診察ができる」ということではありません。
たとえば、有名なものでは肝不全による高アンモニア血症による口臭、や糖尿病の人の芳香臭、シアン中毒のアーモンドに似たにおいなんかがあるといわれています。
そういうものではなくてもっと一般的なことです。
救急外来ではにおいが診断を考える上で役に立ちます。
などなど、救急当直をしていて、運ばれた時点で「これは、・・・があやしいな」というふうに考えて行きます。
もちろんそれが全てではないのですけど。あくまでもヒントとなるということです。
外科をしていると、感染というものとどのように戦っていくかということがとても重要な課題です。
創が感染すると膿が出てきます。
縫合不全になると体の中に入れた管(ドレーン)からの排液の性状が変わってきます。
感染創の膿がついたガーゼをみて、においを嗅いでしまうのは医師か看護師ぐらいでしょう。
でも大概の看護師さん達や患者さんからは結構引かれているのではないでしょうか。
診察室や、病室にものすごいにおいをした香水をつけて、診察をうけにきたり、お見舞いに来たりする人がいます。
家からきた救急車の同乗者が、化粧がばりばりで、香水プンプンってことがあって、「あんた、救急車待っていた間、化粧してたんかい!!」ってつっこみたくなったことがありましたが。
とにかく
というか、強い香水はくさいんじゃー、きらいなんじゃー、というのが本音ですけど。
僕の外来ですごく寒いときは前の人がタバコ吸いか、香水プンプンの方だったと思ってください。
