| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
虫垂炎定食の続き。
-------------------------
大部分の店のメニューを定食とコースのみにしたレストランチェーン「IRYO」の本社にはフランチャイズチェーン店の窮状が伝えられます。
「値段の設定が中途半端だから、儲かりません。やればやるほど赤字になってしまいます。」
本社は無駄を省きたいので「お客さんにもっと気軽に利用してもらえるようにもう少し値段を下げよう」といいました。
今までは麻婆豆腐定食が2200円だったものをさらに2000円に減らしました。
「こんな料金設定ではさらに赤字になってしまう!!」
チェーン店の要求に本社は次のような方針にしました。
シェフたちは国産のものが安全だと思っていたのでそれを使っていたのですが、本社の方針がそのようなので輸入物を使うようになりました。
お客さんもあまり味は変わらないので安くなってよかったねといって注文するようになりました。
チェーン店もそのほうが利益が出るので、積極的にそのほかの定食に使われる材料を輸入ものにするようになりました。
------------------
お分かりだと思いますが前回はDPCのことだったのですが、今回はジェネリック薬品の話。
と考えていただけると思います。
新薬の開発には多額の研究費と時間がかかります。そして世に出されていくわけですが、発売認可されて時間がたつと、成分や製造方法の特許が消滅します。本家本元ではない医薬品会社がその特許の内容を利用して製造した同じ主成分を含んだ薬のことを後発医薬品(ジェネリック薬品、後発品)といいます。それに対して特許が切れた元々の新薬を先発医薬品(先発品)といいます。
先発医薬品には開発時の研究費などが含まれているので薬価が高いです。後発医薬品は薬価が安く設定されているのが特徴です。
また主成分(おもに効く成分)は同じなので効能、効果は同じとされています。
新薬の承認にはさまざまな臨床試験を経て承認されるのに対して、後発品の承認には長期に安定して保存できるか先発品と同じだけ血中に入るか(生物学的同等性)などのデータを満たしていれば、改めて臨床試験をおこなわなくても承認されます。
欧米各国ではジェネリック医薬品の普及が進んでおり、アメリカなどでは50%を超えているのに対して日本では15%程度だといわれています。
そのため国民医療費を減らしたい国はジェネリック医薬品の利用を促進しようとしています。
確かに国産の豆腐がすべて安全で輸入品がすべて安全ではないということはいえません。
先発品が安心であり、後発品が安心ではないということもいえません。
マッシュルーム頭のおばさんが「”ジェネリック”といいましょう」と宣伝しているぐらいです。
「大きいことはいいことだ」、「安ければいいんじゃない」、「自費診療」、「医療崩壊」の国の真似をすればいいという話ではないと思います。
----------------
----------------
ジェネリック医薬品についてはこちら
(追記)先発医薬品が全て国内で作られており、後発医薬品が外国で作られており輸入物であるという話ではありません。あくまでも例えです。
固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)