最新号のワインアドヴォケイト誌(#169)で、驚くべき事件がありました。 ワインアドヴォケイト誌(通称WA)とは、世界中のワインの流通価格に強い影響力を持つと云われている有名なロバート・パーカーの発行するワイン評価誌です。
これまで同誌で、スペインワインは一度も100点を獲得したことが無かったのですが、ついに2004VTで念願の100点満点のワインが登場したのです。 しかも、一挙5本! あり得ません。 その5本とは以下のワインです。
1.Artadi Vina El Pison 2.Clos Erasmus 3.Numanthia Termanthia 4.Pingus 5.Benjamin Romeo Contador
どれもスペインでは評価も高く、いつWAで満点を獲得しても不思議では無いワインで、私も全て飲んだことのある銘柄です。
一部のメディアやワインショップでは「スペイン初のパーカーポイント100点満点獲得!」などと報じ、もともと品薄だったTermanthiaなどは価格も急上昇し、それでも直ぐに売切れてしまうという事態。 新VTのPingusやContadorは未だ見ていませんが、これらもWAの影響を受けることは必至です。
「パーカーポイント」恐るべし... といいたいところですが、スペインワインが実際の「パーカーポイント」であったのは昨年まで。 今年からWAは新体制になり、ジェイ・ミラーという評論家がスペインワインの担当をすることになったのです。 パーカーが自分の得意分野であるボルドーやローヌに集中したいというのが、新体制を布いた理由とも言われています。
実際にパーカーが採点した訳でもないのに、WAに載ってしまえば「パーカーポイント」!? しかも、世界中にそれなりの影響を与えてしまう... やはり、「パーカーポイント」恐るべし...なのでしょうか。
デビューから、いきなり大盤振る舞いしてしまったジェイ・ミラー。 パーカー以上に太っ腹であることは、上の写真を見れば明らかですね(笑)
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