夢見る掃除人 / 2010.01.14 14:23 / 推薦数 : 2
「Medical日本Go!」第1回

「おちゅーしゃ」
うちんとこ。下町なのに。外人さん来る来る。アメリカ人、インド人、中国人、フランス人、フィリピン人、カナダ人、ドイツ人、イギリス人、イタリア人、エジプト人、イエメン人えとせとら。
「どーするよ。」
どーするって、わたしじゃなくて。
外国人の方は、日本語がへたです。ヒアリングも、もーひとつという方もいらっしゃいます。ぜんぜんだめという方もいらっしゃいます。
グローバル経済の今日この頃、日本に来られる外国人の方々が毎年増えています。六本木なんか、外人ウロウロですやん。「シャチョーさん」「オジョーサン」はいいけど、「アニキー」とか、「ビジンサーン」とか。メチャクチャですやん。
日本では英語が通じるという迷信で、のほほんとやって来られるよーですが、たいへんなことになります。東京の下町の生活に慣れるまでに苦労される方が多いようです。ビジネスの世界でも、きっとみんなの話についていけない方が多いでしょう。広尾、赤坂、中目黒、シブヤ界隈ならまだしも、浅草、錦糸町、三鷹きいたか吉祥寺界隈で、道を尋ねても東京人が何言っているか、初めはさっぱり分からなくてご苦労することでしょう。
さて、もっとも厄介なのは、病院にかかるときですね。受付に「コクホデスカシャホデスカ?」って言われても、初めは何のことかさっぱりわからないのも無理がありません。レントゲン技師が「すってすってハイトメテ」。。。どこにお大根やリンゴや長芋があるというのでしょう。トメテはヤメテの間違いかもしれない。。。なんて、戸惑ってしまうことでしょう。
*---*---*
片言の日本語をやっと覚えて、
「ちゅーしゃできますか?」
て。病院・診療所の受け付けで言っても決して通じません。
?ちゅーしゃ?
駐車場かと思いますやん。「おちゅーしゃ」っていうのが、正式の医学口語表現です。「テンテキ(点滴)」とか「ジョーミャクちゅーしゃ(静脈注射)」のことです。
難しくはありません。覚えればいいだけです。簡単です。気軽に毎日すこしずつやればいいだけです。でも、いい本がありません。いい先生もいません。外人さんのための日本語医学口語表現がほしーいという、ちまたの要望にお応えして、このたび、(日本語がしゃべれない)外国人のための日本語医学口語講座
「Medical日本Go!」
を開設いたしました。(祝!拍手!)
では、第1回は、「お注射」です。
例文1「お注射」― injection ―
(受付で)
A「ここ。おちゅーしゃしてくれるかな~?」
Can I have an injection here?
B:「症状に依りますので、先生にご相談ください。」
It depends on your symptoms. You’d better check with a doctor.
A:「あそ。どーも。でも、無理な注文だって言わないだろうね。」
Oh, I see. Thank you. But don’t tell me that’s a pretty tall order.
B:「では、はっきり言ってみられたらいかがでしょう?」
Then, I suggest that you come right out with it.
A:「もちろんさ。言ってみるよ。」
Sure. I will.
B:「必要のないクスリはお避けください。」
Be sure and keep away from useless drugs.
A:「当たり前じゃん!」
Absolutely!
なお、「おちゅーしゃ」というのは、小児科で子供を相手にもよく使われます。子供を抱いたり押さえつけたり、叱ったりするときにも、「おちゅーしゃですよ!」って、親がしばしば叫びます。医師や看護師が、そのあとに、「でちゅよー。おちゅーしゃですよー。」「すぐ終わりまちゅよー。は~い。」と言うときの「おちゅーしゃ」は、「テンテキ(点滴)」drip や、静脈ちゅーしゃinjectionのことではなく、たいがい、ワクチン接種の皮下注射shotです。針先を子供に目撃されたらアウトです。大騒ぎです。では、今日はこの辺で。
ばぁぃ~。
***By ゆめみ***
--- Jan.14,2010 ---
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