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「馬車馬のように」

夢見る掃除人 / 2009.07.20 19:08 / 推薦数 : 3

  

  

「馬車馬のように」

   

  

  

「来て下さい。来て下さい。。。」

「っ・・っ」

  

「行かないのなら、強制的に配置するぞ!」

「。。。・・て?

  

***

 

 物事には「節度」というものがありますよね。

馬車に乗る座席が12席しかいないのに、従業員が15人。

しかも、肝心の乗客が45人。

お馬さんが一匹。昼も夜も。走りっぱなし。

   

***

  

これを馬車馬といいます。

お馬さんが倒れたら、次のお馬さんを探します。

  

***

  

ふんぞり返った「車掌さん」。

赤字なのに、お馬さんの2倍~5倍のお手当もらって、しかも。。。3000万~5000万円の退職金。

  

***

  

「来て下さい。来て下さい。。。」

「。。。」

  

「行かないのなら、強制的に配置するぞ!」

「。。。」

  

免許貰って間もない、つぶらな瞳のお馬さんは怖がります。

  

殺されるんじゃないかって。。。

   

  

  

   ***By ゆめみ***

     ---  July 20, 2009   ---

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今日のお題は?

  

     過疎の裏と表

  

です。では。どぞーーー。

  

***

  

ある地域の潰れそうな病院のお話。

 

この6年の間に、ドクターが27人から14人に減り、病院の赤字の原因は医師不足であるという。やる気のある医師を募集しているという。ぜんぜん、来ないそうです。

  

地域住民への説明会で、住民からは「医師が働きたいと思う環境を作れ!」という意見があったそうです。

  

    ?

  

働きたい環境?どんな環境?

風光明媚な風景のこと?

違うみたい。

  

立派なエントランスとピカピカの廊下のこと?

違うみたい。

  

夏涼しく冬温かい冷暖房完備?

違うみたい。

  

いくばくかの転職準備金・引っ越し費用?

違うみたい。

  

りっぱな指導医がいること?

違うみたい。

  

住民は病院が大赤字で潰れそうと聞いて、不安になり、怒っています。

でも、たいへん誤解しているかもしれません。

 

***

  

だって。もともと。医師は27人もいたんです。入院を27人で見るということ自体、たいへん無理があります。120床ですもの。

  

「え?十分じゃないですか?そのべッド数で、それだけ医師がいれば。。。」

  

「いいえ。その逆です。多過ぎです。」

  

「でも、この6年間で医師が減っていまでは14人しかいません。」

   

  

「十分じゃないですか?そのべッド数で、それだけ医師がいれば。。。どこが医師の過疎ですのん。医師一人あたりの入院患者さま、たったの10人です。」

  

***

  

でも、大きな問題が。23億円の大赤字です。

  

従業員150人の大所帯であることが大きな原因ではありません。

(でもちょっとかなり多いかも。。。)

  

赤字の原因は、「医師の過疎」と言われています。

住民は「なんとかしろ!」と市に迫っています。

でも、何か間違っています。

  

この地域で潰れそうな二つの病院の病床利用率は、それぞれ、たったの48.5%、68%しかありません。結局、医師一人当たり、5床の入院患者です。どこが過疎と言えるでしょう。手厚い医療のはずです。

 

しかも、市内には大きな総合病院が二つもあります。

 

少し足を延ばせば、立派な大学病院が二つもあります。

もう少し足を延ばせば、民間総合病院も山ほどあります。

   

病院の赤字は、医師がいないからではありません。

住民が『その病院をすでに見捨てている』のです。「利用していない」のです。

  

市の説明が大変おかしい。。。ということになりません?

  

  

   ***By  ゆめみ***

      ---   July 20,2009  ---

  

 

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009071900090&genre=C4&area=S00 

医師不足を住民に説明
東近江市、蒲生・能登川病院めぐり

 滋賀県東近江市は18日夜、医師不足に苦しむ蒲生、能登川病院の現状を伝える住民説明会を、同市市子川原町のあかね文化ホールで開いた。住民からは「医師が働きたいと思う環境を作るべきだ」などの意見が出された。

 病院再編の議論をする「市地域医療体制検討会」が27日に開かれるのを前に実施。地元住民ら約300人が集まった。

 森島章地域医療次長が、両病院の常勤医が6年前の27人から14人に激減し、整形外科で入院受け入れが難しい現状を説明。「市の医療体制について検討が必要」と訴えた。

 住民からも「絶対に蒲生病院をつぶさないで」などの要望があり、市側は「何としても、地域医療を守るつもりでやっていく」と回答した。

  

***以上。

  

地域医療は住民が支えていくのは異論のないところです。

  

「ぜったい潰さないで」。。。良く分かります。でも、支えていくはずの住民が。。。実は、利用していません。

  

医師不足というのは、他力本願的な「おめでたい」発想です。

こうした発想からいつになったら抜け出ることができるのでしょう。

 

さて、今いる医師はどうなのでしょう。

大切にされているのでしょうか?

  

安い当直料と度重なる夜間休日祝日出勤・当直で引き回されていないでしょうか?

  

医師の使い方を基本的に見直されることをお勧めします。

 

  

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