夢見る掃除人 / 2009.07.14 13:53 / 推薦数 : 5
「脳死と植物状態・マスコミ報道の役割」
脳死と植物状態。。。
大脳と脳幹のすべての機能が停止して、回復不能のノーリターンが脳死。
一方、植物状態では、脳幹の機能が温存されて、大脳の一部が回復して生きつづけ成長する。
この二つを完全に分けることが難しい瞬間があります。。。
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この7月13日、改正臓器移植法が成立しました。
その第一義的なものは、「脳死は人の死」であるという定義である。にわかに、そのアンチテーゼとして、テレビに登場する「植物状態の子たち」。
「わたしたちの子はこれまで通りに生きていてはいけないのでしょうか。。。」
落胆し憤慨する親たちの声が聞こえてきます。
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「移植を望むということは、人に死んでくれと頼んでいることになるのだろうか。。。」
移植を待ち望む親たちの後ろめたさと孤独が見えてくるようです。
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こうした誤解と混乱を生んでいるのは臓器移植法でもなく、脳死の定義でもないようです。
誤解と混乱がきちんと整理されないまま、お茶の間に流れているだけです。
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本当の脳死は確実に短い期間でなくなります。
脳死に近い状態から植物状態に回復することもあります。そして、植物状態は生き続けます。
これを正確に診断しようというのが「脳死判定」ですが、脳死の診断は実は、臓器提供するためにだけにあるのではありません。臓器提供の意思が家族あってもなくても、医療の現場では日常的に医学的に診断しなければならないものです。提供の意思がなければ「厳密な脳死判定」は必要ないのは言うまでもありません。
脳死の有無を診断することは、希望をもって治療し続けるために不可欠な医学的診断であって、特別なものではありません。
このたびの臓器移植法の改正は、脳死を「疑いのない医学的な死」として、臓器提供できる道をひらくものです。
でも、この改正によって、これまで通り植物状態のいのちが奪われることも、おろそかにされることもありません。
植物状態でも立派に生き続けるために医療は全力を尽くしています。
そして、移植もまた、生き続けるために必要な医療なのです。
マスコミが担うべき役割は、移植を待ち望む家族と、植物状態の子を持つ家族を互いに争わせて傷つけるのではなく、誤解を解いていくことなのです。
***By ゆめみ***
--- July 14, 2009 ---
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