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< 「翼のない人間」 | メイン | 「メキシコの診断と医療は?」 >

「消去法的診断の盲点」

夢見る掃除人 / 2009.05.04 15:00 / 推薦数 : 3

  

  

 「現時点での消去法的診断の盲点」

  

   

簡易検査キットでインフルエンザのウイルスのタンパク抗原がB型なら通常の治療。 

A型なら隔離されて調べられる。Aソ連型、A香港型、新型(豚)インフルのいずれか。。。

 

 PCRAソ連型、A香港型のいずれかなら隔離なし。いずれでもなければ新型?ということになり、治るまで隔離が続きます。

 

さて、いずれでもなければ。。。というのが厄介。実際はAソ連型、A香港型のいずれかなのにたまたま検出されなかった(偽陰性)ということもあり、無駄に隔離されることになります。

また、本当にAソ連型、A香港型のいずれでもなければ、新型(豚)インフルの疑いのまま隔離しなければなりません。実際は、単なる風邪かもしれません。

 

すなわち、本当の新型(豚)ウイルスそのものがなければ確定診断できません。未知のウイルスと比較するためのコントロールとして必要です。新型()インフルが確かに陽性であると確定診断するためには、同じPCRで増幅して同じ検出結果が出ることを確かめなくてはいけません。

 

 

 2日にようやくアメリカ疾病予防センターから、本物のウイルス株が到着ました。

これからが勝負です。本物のウイルスのPCRの条件設定を決定することができます。新型(豚)インフルの陽性、陰性の振り分けをすることができるようになります。

 ただし、振り分けはどんな検査も完全ではありません。偽陰性・偽陽性が出ることがあります。どこまでいっても診断は100%完全ではありませんが、これまでの「消去法的診断」から「確定診断」へと大きく前進することになります。5月半ばまでくらいには診断方法が確立することを願っています。

   

   

  参考↓

20090502 23:37更新

財経新聞

  

「新型インフル、ウイルス株到着=ワクチン製造も検討」

 新型インフルエンザ問題で厚生労働省は2日、メキシコや米国で流行しているウイルスの株が米疾病対策センター(CDC)から国立感染症研究所(感染研)に送られ、同日到着したと発表した。検査に使う一方で、ワクチン製造の可否についても検討する。

 流行地域によって微妙に異なるウイルスの中から、最も一般的で、かつ増殖させやすい種類がワクチンのもととなる。感染研は届けられたウイルス株がワクチンに適すると判断すれば、毒性を弱めた上でワクチンメーカーに提供。ワクチンの製造が始まることになる。

 

 

  

 ***以上。

   

 検査は本当に大変です。ワクチンも大変です。ウイルスが来年は弱毒から強毒性に変化しているかもしれません。あるいは、もっと弱くなっているかもしれません。 

  

 

      ***By ゆめみ***

      ---   May 4, 2009   ---

 

 

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