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最初の発症者から16日後 東京都町田市の「鶴川サナトリウム病院」で発生したインフルエンザの集団感染問題で、同病院は19日から感染していない入院患者・職員に対して治療薬「タミフル」の予防投与を始めた。 19日は最初の発症者が出てから16日後。同病院は「高齢患者に使用するのは難しいと判断した」としているが、タミフルは予防にも効果があり、専門家からは「早く予防投与を始めていれば、感染拡大を防げた可能性が高い」との指摘も出ている。 感染者は20日現在、前日より4人増えて116人に上った。タミフルはインフルエンザ治療薬として厚生労働省に承認され、2004年には予防薬として追加承認されている。 同病院では今月3日に最初に職員が発症、感染の広がりで計3人の高齢患者が死亡した。その間、治療薬としてタミフルの投与を受けた感染者には回復した人も多く、効果はわかっていた。 感染者が新たに出ているフロアの患者・職員を中心に予防投与が始まった19日には、すでに感染者は112人に達していた。同病院は「タミフルは消化器などに負担がかかるとされ、患者へ予防的には投与しなかった」としている。 5フロアでは最初に職員が発症していたが、職員にも予防投与をしなかったことについては、「9割が予防接種を受けていたため必要ないと考えた」と説明している。 インフルエンザに詳しい菅谷憲夫・けいゆう病院(横浜市)小児科部長は「感染者が増え始めた段階でタミフルを積極的に投与すべきだった」と指摘している。 |
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