夢見る掃除人
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「早く行け!」

夢見る掃除人 / 2008.10.26 19:41 / 推薦数 : 2

   

   

      「早く行け!」

   

   

哲学はリズムかもしれない。

詩がリズムであるように。

  

哲学にも詩にも、それぞれの章に終りがあるように、

死もまた生のリズムの中の、

一つの区切りのようなものかもしれない。

  

歩き続ける。時間がある限り。

語り続ける。意識がある限り。

  

歩くことも、語ることも、それぞれに休息があるように、

死もまた生きている時間の中の、

一つの休息かもしれない。

  

リズムと休息の繰り返し。

行きつ戻りつ、同じところ。

  

進むわけでもなく、さりとて終わることのない。。。

長い道のり。。。

 

そうだ。スイングしよう。楽しむことが人生だ。

  

人生は三歩進んで二歩下がる。三歩下がって歩進む。 

    

 ***  

       寄って!寄って!右に。

       危ないですよ。早く行ってください。

       工事中の看板が見えないんですか!

   

せかされて。叱られて。

うなだれて行く、夜の工事現場の狭い道。

   

          ****By   ゆめみ

   

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「必ず帰る女」

夢見る掃除人 / 2008.10.26 17:48 / 推薦数 : 1

   

    

     

      「必ず帰る女」

     

夜の帳が下りて、

男は自慢のワインを開けた。

女はほろ酔い気分。

肩を揺らして笑うたびに、

男の肩と軽くぶつかった。

   

男は肩を跳ね返すように

女の笑いに同意する。

  

「あ。それはこう切るの。」

男の手を握って、やさしく箸を指から外させて

皿の上の料理を小さく刻んだ

   

右手で、男の口に、その作品を運ぶ

左手を作品に添えるように。。。

   

夜の帳が熟す頃、

男は自慢のカクテルを

バーテンにサインした。

   

カナディアンの琥珀に、

スイート・ベルモットのダークレッドカクテル。

マンハッタンの光が怪しく目の中で屈折した。 

    

残ったさくらんぼは

誰が食べるの?

    

男がさくらんぼを摘まんで言った。

今日はもう少し付き合える?

    

女は少し考えるように間をおいて言った。

「家にワンちゃんがいるから。」

      

          *****By  ゆめみ

  

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「船上の仮面舞踏会」

夢見る掃除人 / 2008.10.26 17:06 / 推薦数 : 2

   

   

 ゆめみは、Two Day Tripに行ってきました。

楽しかったよん。

ふふ。

どこへ?

うふふ。。。

誰と?

うふふふ。

何をしに?

うふふふふ。

      ♡               ♡

内緒♡      ♡        ♡         ♡

             ♡

でも、ちょっとだけね。

それっ!

****************

    

「船上の仮面舞踏会」

     

****************

「ゆめみさん。って言いましたか。。。ここは初めてですか?」

「あ。はい。」

「この旅行は5回目になります。一回目は箱根でした。13名ほどの参加でした。マスターのお気に入りの芸能人付きで、歌あり、マジックあり、脱線ありです。」

「あ。そうですか。。。」

「わたしは、ワインブローカーをしています。」

「へー。ワインを売り買いする人ですね?」

「そうです。この前フランスのネゴシエを200万で卸してきました。。。」

   

***

   

「はじめまして。お名前は?わたしはこれが3回目です。」

「あ。こんにちは。ゆめみっていいます。」

「そーそー。どうぞ。名刺です。毎回楽しみにしているんです。」

「そうですか。代議士さんの。。。事務所の?」

「そうです。もう彼について7年目になります。今日はわたしの趣味にいつも同行している女性をご紹介します。」

「あ・初めまして。」って、わたしが先に。

「どーもー。ぜんぜん気楽。これ。わたしのダーリン。」 

「。。。」(ぜんぜん言わなくてもいいのに。。。)

    

***

   

 自己紹介なしの仮面舞踏会のはずが、名刺を配って遊ぶ人たち。イケメン舞踏会でも、ツケメン舞踏会でもなく、カメン舞踏会のはずが、仕事の悩み事や自慢話や、「そうなって当然の」人生相談?。。。いろいろな「見ず知らずの人々」「二度と会うこともないであろう人」とのお話しは、結構きわどく、フザケテいるが、自慢と悩みは、へんに真剣だ。

    

 わたしはほとんど聞き役です。聞くのはほんとうにおもしろい。いろいろな人がいます。いろいろな人生があります。いろいろな、人には言えない失敗があります。

    

 酔っているのか冷めているのか、よくしゃべるよ。次から次と。

    

***

順番に話していただきたい!!!

。。。というのが、わたしの(言えない)心なのですが。。。

順番に話せない、いろいろな本音とウソの「ちゃんぽん」で夜も更けて。。。笑いと涙。

   

***

  

「?  ところで、ゆめみさん。。。何している人?」

    

(最後まで、何もできない、何も知らない「わたし」を演じつづけることのできた、唯一の仮面のわたしでした。)

    

THANK YOU SO MUCH

            ****By   仮面・一人旅「ゆめみ」

***

監視員A:「首飾りの占い詩人・ゆめみにご用心!」

監視員B:「だめだよ。次は違う手を使うから。」

監視員A:「そか。」

監視員B:「医者と話すのがよっぽど嫌いらしいよ。」

 

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