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夢見る掃除人 / 2008.10.16 15:06 / 推薦数 : 2
「もうなにもしないで」
つるつるつる?
つるつるつる?
「電話です先生。」
(外来の50代の女性からだった。)
「一度診て頂けないでしょうか。わたしの知り合いの人ですけど。最近、家から一歩も出なくて。。。ウツみたいになっちゃってて。で。家族の人にそこがいいからって。往診もしてくれるって話したんですけど。」
(61歳。女性。夫と二人暮らし。)
「食事は取れていますか?」
「それが全然なんです。やせちゃって。」
「水分はどうですか?」
「なんだか、少ししか取れていないんです。」
「どこか病院にかかっていますか?」
「それが一度もかかったことがないんです。もともと元気なひとだったんですけど、お母さんをなくした2年前から落ち込んじゃって。どこにも生きたがらないんです。」
***
さて。診断は?
***
往診に行きました。
小柄で痩せている。動作はきわめて緩慢。
顔は蒼白。手足の皮膚はかなり乾燥して、弾力なし。むくみはない。
脈拍114/分 整。呼吸回数20/分。SpO2 94% 血圧132/60 体温36.8℃
***
さて。診断は?
***
お腹を触ると、何やら上腹部に
下に一枚、薄く敷き詰めたような、
あ。あれかしら?
だめだ。と、思った。
やっと、車いすで、クリニックにつれてきました。
胸のレントゲンで肺野に影なし。心拡大CTR55%。
エコーで、胃壁の全周性肥厚著明。肝腎脾異常なし。胆のうに胆砂(+)
胃カメラをした。悪魔の洞窟のような光景が広がっていた。
「スキルス」だった。
*********By ゆめみ
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お疲れさまでした。スキルスでは、手遅れですね。
お話聞いて、一緒に歩くのがいちばんいいかしら。
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