夢見る掃除人 / 2008.10.11 20:18 / 推薦数 : 2
「もういいかい」
もういいかい。
ま~だだよ。
もういいかい?
ま~だだよ。
どこにいるの?
あなたの影。
とても暗くて見えないわ。
もういいかい。
ま~だだよ。
もういいかい
ま~だだよ。
どこにいるの?
あなたの声。
とても遠くて聞こえないわ。
どこへいけば見つかるの?
あなたの手
どこまで歩けば教えてくれるの?
あなたのこころ。
もういいよ。だれもここにいないから。
もう。いいよ。だれもそこにはいないから。
****By ゆめみ
****
(注:「こうしたワケのわからない詩をお読みいただくときのご参考に。」)
じんわりと何か湧いてきません?誰と誰がかくれんぼしているの?みたいな。「もういいかい?」と、言っているのは、誰?。。。「ま~だだよ」と、言っているのは誰?
鬼は、きっとあなたです。そして、「ま~だだよ。」って、いって逃げて隠れているのは、おそらく、男の子。
小さい頃やりませんでしたか?男の子とかくれんぼ。男の子に、意地悪されたり、からかわれたりしたことはありませんか?するんです。たいてい。
あなたは、眼を開けて、男の子探します。でも、あなたは、もう大人です。小さな女の子ではありません。ですから、隠れている男の子も、もうすっかり大人です。恋は、このように、「かくれんぼ」みたいなものかもしれませんね。
時間切れになっても、その子が出てこなくて日が暮れる。。。そうなると、さみしくなります。そして不安になってきます。どこへいったの?半分泣きべそ状態です。そして、最後は、鬼が「お願いする子」になってしまいます。
さて、あなたの場合は?もしこうなったら、「わたし、もう帰る!」「だれもいないよ。」「わたしもいなくなるから」。。。「出てきても知らないから。」隠れていた子が、こんどは鬼を探すハメになる。。。 そんな可愛いかくれんぼ。どうか、いい恋をしてください。
でも、ほんとにあなたが帰ってしまったら?。。。。さみしいでしょ。どうして、こんな「かくれんぼ」考え付いたのでしょう。人間って。
****悲しい解説は「ゆめみ」でした。
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夢見る掃除人 / 2008.10.11 19:53 / 推薦数 : 2

「新しい風」
群青の
空に沸き立つ
鳥たちよ。
あなたたちの願いを、
どうか、わたしにも教えて。
めくるめく
騒乱の時代の
新しい風。。。
それとも
打ちひしがれた
悲しみの殺し合い?
願っても、そこに
あるとは思えません。
喜びの道
願えばそこに
あると思っていいのですか?
安らぎの海
わたしたちは。。。
どこへ向かっているの?
*****By ゆめみ
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夢見る掃除人 / 2008.10.11 16:21 / 推薦数 : 2
「だれのせいなの」
大切なステージの上で、おどけ過ぎてしまった自分を叱る声を
うしろから聞くことはありませんか?
ひとりで帰る公園の曲がり角で。
楽しいパーティの中で、急に悲しくなってしまった自分を責める声を
うしろから聴くことはありませんか?
ひとりで眠る夜のさなかに。
わたしは何も楽しいことなんかしていません。
わたしは何も悪いことなんかしていません。
そして、誰にも告げてはいません。
わたしが私でないことを。
私がわたしであることを。
わたしはどこにいるの?
わたしが私を騙しているの?
私がわたしを欺いているの?
でもそれは、わたしのせいなんかじゃありません。
私のせいでもありません。
きっと、わたしという人間のせいなんです。
人は、ある時は、微笑みながら傷つけています。
人は、ある時は、怒りながらやさしい言葉で話しています。
人は、ある時は、悲しみながら笑っています。
人は、ある時は、一番弱くなった時にひとを殺します。
人は、ある時は、一番強くなった時にひとに殺されます。
どこにいるの?
ほんとうの人は?ほんとうのひとは?
人がひとを騙しているの?
ひとが人を欺いているの?
でもそれは、ひとのせいなんかじゃありません。
人のせいでもありません。
きっと、人という人間のせいなんです。
だから、わたしがわたしであるために、人が人であるために、
もがき続けることは、もうしなくていいのかもしれない。
人間というわたしたちの声に耳を傾ければ、
ほんとうが少しだけ見えてくるかもしれません。
*****By ゆめみ
(注:「このような得体のしれない詩にぶつかった時の正しいスルーの仕方について」)
あたまがへん!になるでしょ?
私たちの中に人間という得体のしれない「謎の生命体」がいる。。。ということを言いたかっただけですので、どうぞお気になさらないでください。たいへん失礼いたしました。
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夢見る掃除人 / 2008.10.11 13:30 / 推薦数 : 2
「神さまの隠しごと」
白い大きな船の中。。。
神様なんていらない。
だって、わたしはあなたの腕の中がいい。
神様なんていらない。
だって、わたしはあなたのそばが好きだから。
でも、あなたはこれからいなくなるのね。
いいわ。
たくさん楽しい思い出があるから。
笑いあってたくさんお話もしたし。
仲良く手をつないでいろいろなところへも行ったわ。
真剣に夢もたくさん語り合いました。
たくさんケンカもしたし、
傷つけ合ったりもしました。
でも、していない大切なことが一つあります。
喧嘩した後の、ほんとうの仲直り。
見ることができなかったことがあります。
ラブストーリーのエンディングのような美しい終わり方。
これまで二人に、できなかったことがあります。
それは、「なぜ別れなければならないか」を理解すること。
これまで二人が、知らなかったことがあります。
それは、「別れる運命にあるということ。」
だから。。。
神さまなんか。いらない。
だって、それを教えてくれなかったから。
神さまなんか。いらない。
だって、それを隠していたから。
白い大きな船の中。。。
あなたとわたしの「ノアの箱舟」。
****By ゆめみ
* * *
(注「本詩のただしい読み方」)
これから別れようとされている方は、上記を読まないようにしましょう。仕事にならなくなるから。
また、すでに別れてしまった人は、絶対読み返ししないように、くれぐれもご注意ください。泣いて倒れます。そして、ねたきりに。
幸せの真っただ中にある元気な方々は、読んでも一向に差し支えありません。無害ですから。何のことかさっぱりわけが分からないかもしれません。ただし、海外旅行の際には、稀に「プラセボ効果」がありますので、適宜ご判断しておたのしみください。)
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夢見る掃除人 / 2008.10.11 12:08 / 推薦数 : 3
「こうなるの」
みなさま。こんにちは。
きょうは、居酒屋からの生中継。細い路地の一角にある汚いお店にやってきています。
お邪魔します。あ。細い入口ですね。あ。ただいまお客さんのようです。ども。よろしいですか?ども。おっと、あれは猫ですか。そのようです。出て行ったのは。足元から。
全国生中継しています。それではみなさま。今日のお題は「なんでこうなるの?」です。どぞ ~~~~。
*******
「どう?忙しいの。最近。」
「そね。株が大暴落してて。」
「あら。株なんかやってるの?」
「やるわけないじゃん。みてるだけよ。ねぇママ。風邪ぐすりって置いてある?」
小料理屋のカウンターに座って、鼻かんで。疲れモードのわたし。
「くすり?あったかしら。ちょっと待って。」
乾燥海苔の空き缶を開けて、中をごそごそとかき回すママ。
「わかんない。どれがどれ?で何が何?自分で見てくれる?本業でしょ?」
どこぞの処方箋の紙袋やら、パッキン式のビニール、百円ショップにあるような小さな半透明の小物入れ。。。ぎゃ~・・。キャップと本体が「お別れした」軟膏。
何これ?。。。あ~。後発品。あのクリニック良く使ってるみたいね。ふ~n。見つからない!!風邪薬。お~い。出てこ~い。出ておいで。かくれんぼさ~ん。
「ところで、最近、風邪でかかったのいつ?」
「先週だったかしら。。。たしか雨の降ってた。。。木曜日よ。4日前。そう。まちがいない。」
「何日分もらったの?」
「5日分。」
「じゃ。まだあるじゃん。」
な~んでないのかな~。(ごそごそと。紙袋の山。)でてこ~い。ずるずる(鼻をすする音、ただいま実況生中継中。一部カット。モザイク入り。)比較的大きな透明な袋には、何やらいろいろな色と形の薬たち。びっしり。。。
*****
。。。ということでした。お分かりいただけましたでしょうか。
これ以上は、みなさまのご想像にお任せいたします。
今日のお題は、「なんでこうなるの。なくなるの?」でした。くすり。
(論説解説員)「このようにして、高い薬は闇の中へと葬られていくのですね。なんで、こうなるの。なくなるの。。。が良く分かる実況報告でした。」
*********By ゆめみ
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夢見る掃除人 / 2008.10.11 03:21 / 推薦数 : 3
「聞えるでしょ?」
唄を歌ってあげる。
わたしのそばにいて。
子守唄を歌ってあげる。
遠い昔の 秋の空。
ほら。見えるでしょ。
ほら。聞えるでしょ?
遠い昔の人々のアカペラ。
未来のわたしたちに、届くようにと。
きっと、精一杯、歌っていたの。
聞えるでしょ?
かれらの夢が。
分かるでしょ?
彼らの願いが。
わたしたちは、いったい、
何をしているの?
争いながら。奪い合いながら。
殺し合いながら。疑いながら。
罪と罰を、天秤に掛けながら。
わたしたちは、そんなにも。
そんなにも、悲しまなくてはいけないの?
******By ゆめみ
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夢見る掃除人 / 2008.10.11 02:43 / 推薦数 : 2
「それは誰?」
いつ崩れるかもわからないヤグラの上に立って、幸せですか?
いつ沈むかもしれない船の中で、あなたは眠れますか?
わたしにはできません。だって、わたしは人間ですもの。
いつ翻されるかもしれない言葉を、あなたは信じますか?
いつ怒り出すかもわからない悪魔の下で、あなたは働くことができますか?
わたしにはできません。だって、わたしは人間ですもの。
いつ昇るかも分からない太陽を、あなたは待つことができますか?
いつ辱められるかもしれない週刊誌を、あなたは開くことができますか?
わたしにはできません。だって、わたしは人間ですもの。
いつ蘇るかもしれない死んだわたしを、あなたは愛することができますか?
いつ帰るかもしれない男を、あなたは料理を作って待つことができますか?
待つことができる人が一人だけいます。それは神さまです。
*****By ゆめみ
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夢見る掃除人 / 2008.10.11 01:49 / 推薦数 : 2
「かかって来なさい」
爆弾を、かかえて恨みを晴らしますか?
そんなムゴイこと。
銃弾を、連射して自分を守りますか?
そんな悲しいこと。
やめてください。お願いです。
やめて恨みが増すならば、
やめてあなたが死ぬのなら、
わたしが恨みを、受けましょう。
わたしが盾に、なりましょう。
かかって来なさい!
遠慮なく。
かかって来なさい!
怖がらず。
*****By ゆめみ
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夢見る掃除人 / 2008.10.11 00:14 / 推薦数 : 2
ある人のために。。。
「白いほっぺに送る歌」
つながれていたものを離すときは痛いです。
だって、引き剥がすから。
結んでいた糸をほぐすのはたいへんです。
だって、しっかり結ばれているから。
あなたに伝えたいことがあります。
でも、もう時間がありません。
だからこれだけは、持って行って。
二人で撮った一枚の写真。
向かい合っていたものがすれ違う時は悲しいです。
だって、手がそこにないから。
並んでいるものをひきはなすのはつらいです。
だって、一緒に見ていたから。
あなたに感じてほしいことがあります。
でも、もう時間がありません。
だからこれだけは、持って行って。
二人でいっしょに結んだ 赤い糸。
*****By ゆめみ
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