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夢見る掃除人 / 2008.09.16 12:39 / 推薦数 : 2
空飛ぶカルテ復活版:今日のお題「なにがおかしいの?」
医療は「商売じゃない。」の巻。
* * *
「どうだい。チョーシは」と、カルテをめくりながら、偉い先生。
「あ・・。はい。お陰さまで。」と、患者さま。
「えーと。何だぁ?これ。いってなかったのかな~。」と、つぶやく偉い先生。
そばに立つナースと患者さまが目を合わせる。「いってなかった」が「言って」なのか「行って」なのかは不明。
カルテに向かって独り言がしばらく続いて、目も合わせず血圧を測り始める。血圧計の調子が悪い。ナースに向かって顎でしゃくって違う血圧計を持ってこさせる。
「ちょっと高いなぁ。」
「あ、はぁ。」と、患者さま。
「塩分だねぇ。足もむくんでるかな?。。。あー。やっぱりね。」
「。。。」
「もーちょっと、薬行ってみてくれる?」
「あ。。。はい。」
とうとう、顔も見ないまま診察が終わる。
お辞儀をして、すごすごと、立ち去る患者さま。
* * *
ごく普通の診察風景。このように砕ける?ことができるのは、偉い先生だからかも。偉くなければ、その先生しかそこにいないからかも。でなければ、よほど患者さまが先生に、お陰さまな、ある事情があるからかも。
このようなフレンドリィで、やればいいんだと、若いドクターがマネをする。4-5年もすると、天下を取ったような気分になって調子に乗る。学歴が高いと世間の当たり前に「気が付かないまま成長して」、しまいに殴られる。誰に?
患者さまに。
* * *これも医療事故かもしれません。
****
「いかがですか。その後のお体の具合は?」
「ええ。お陰さまで。ありがとうございます。先生のおかげです。」
「いいえ。養生がよろしいからでしょう。」
「ありがとうございます。」
「お薬は飲めていますか?」
「ええ。この薬飲みにくいんです。」
「そうですか。もう十分いきましたのでそろそろやめてもいいころでしょうね。血圧はいかがでしょうか。測ってみましょうか。」
「あ。はい。」
「最近、鍋物とかで塩分の取りすぎはないでしょうか。」
「たまには、鍋もありますよ。せんせ。」
「血圧が高いようですよ。足も少々むくんでいるようですね。」
「。。。そ。そうですか。」
「もう少し続けてみられますか。血圧のお薬。別のお薬を試してみましょう。」
「ええ。お願いします。」
「不都合がありましたら、なんでも、おっしゃってください。」
「はい。分かりました。」
* **
これも別に、どうってことのない、当たり前な会話。
どっちでもいいんですが、はじめのはできるけど、これができない(というよりは「したくない」)偉い先生もいる。「医療は商売じゃない」そうです。医療が商売で「なかった」時代から、商売「でもある」時代への変換期に来て、もう何年になるかしら。
***********By 「一度は夢から覚めてみたい」ゆめみ
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