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   ◇講談社「捜査、容認できぬ」
                   記事:毎日新聞社07/10/15
奈良県田原本町で母子3人が死亡した放火殺人事件で、中等少年院送致となった長男(17)の供述調書を引用した単行本の出版は、取材対象者の医師の逮捕にまで発展した。発 行元の講談社は、取材方法に違法性はないと反発。一方、長男や父親のプライバシーに踏み込んだ供述調書の引用を多用した本は、遺族らに「人権侵害」と批判されてきた表現 の自由少年の人権を巡り、今回の逮捕は各方面にさらに波紋を広げそうだ。【阿部亮介、石田奈津子、高瀬浩平】
 
長男の精神鑑定をした医師の逮捕を受けて、講談社学芸図書出版部は「秘密漏示を名目とする奈良地検の一連の捜査は到底容認できるものではない」と強く抗議した。任意の事情 聴取で、取材源の特定につながる供述を拒否している著者のフリージャーナリスト、草薙厚子さんは私の著作にかかわる捜査で大変なご迷惑をおかけしたことをおわびします とコメントを出した。
 
また、容疑者が勤務する京都市内の病院も15日「大変ご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くおわびします」と病院長名のコメントを出した。
 
出版理由について6月、毎日新聞の取材に草薙さんは「真実を明らかにしたかった。一人の少年が追い詰められて事件を起こす事実を大人は知らないといけない。(供述調書を) そのまま使うのがいいと判断した」と説明。また、講談社と草薙さんに謝罪を求めた東京法務局の勧告に対し、日本ペンクラブは8月「表現の自由を踏みにじる」と抗議声明を出 している。しかし、少年審判で長男の付添人を務めた浜田剛史弁護士は「草薙さんら出版した側にも責任があると考える」と反論。長男の母方の祖父(66)も「職務上、許され ない行為で、逮捕はやむを得ないのではないか」と話している。
 
逮捕には疑問残る--板倉宏・日本大法科大学院教授(刑事法)の話
 
少年法の精神やプライバシー保護の観点からも、捜索や立件は仕方ないが、逮捕したのは意外だ。家宅捜索を受け、調書の写しなどを見せたことも認めているならば在宅起訴で十 分。多くの問題をはらんでおり、逮捕には疑問が残る。
 
メディア威圧行為--フリージャーナリストの玉木明さんの話  
 
少年の保護や健全育成を理由に何でも隠され、事件の本質が分かりにくい。動機などが明らかにされず、司法の処分結果しか知らされないのは大変まずい。捜査当局の動きはメデ ィアを威圧する行為で、開かれた司法にも逆行する重大問題だ。
 
*************以上 
   
 
 ということです。さて、講談社は、「取材方法に違法性はない。」と断言しております。はたしてそうでしょうか。   精神鑑定医は、地検に逮捕連行されていくとき、「このような形で使われるとは思わなかった」と言い残している。   「このような形」とは、まさに、草薙氏のいうところの、「真実を伝えるには「(供述調書)をそのまま使う」ことである。供述調書だけ?。。。医師は面会する前も後も、「このような形」での公表は承諾していないはずである。あくまでも、一人の精神科医としての感想や意見を述べるという当たり前の行為であり、インタビューを受けただけに違いない。医師も前もって、家裁から預かった供述調書等資料の原本およびコピー類3000枚とは別に、彼らに渡すための3000枚のもう一つのコピーセットを持ってきたわけではない。持って来て渡す(秘密を漏示する)ためだけなら、3回にも分けて会う必要は全くないのは自明のことである。 なんらかの狡猾な手段を用いたであろうことは想像に難くない。講談社の言うように違法性がないならば、(紙面拡大用のデジタル)写真機や小型の精巧なボイスレコーダーは、まさか必要あるまい。そうしたスパイまがいの道具をあらかじめもってきたのは、彼らジャーナリスト、講談社社員なのである。  医師は、彼らと面会している間に、気が変わって漏洩に承諾したのだろうか。。。面会した際、ホテルにはコピー機はあるまい。あっても3000枚は刷れようもない。膨大な資料だ。かれらの説得に負けて漏洩に同意したというなら、当然その資料の手渡しは、後日になるだろう。手渡しでなくてもいい。宅急便でいいはずだ。しかも、提出後でもよいのだ。

 

さて、どこで、その資料コピーや鑑定原本は、漏洩したかである。一人の人間が、はたして3000枚もの資料をホテルに持ち込むだろうか。提出日は明日に迫っているのだ。資料をデジタルに写されたのは、かくして、自宅である可能性が極めて高いことになる。自宅に巧妙なスパイ用具を持ち込むんだ事実からして、医師は「こういう形」での公表はまるで念頭になかったと、十分推察して理ありとされるわけである。取材インタビューに応じるだけという名目で自宅に入り込み、医師が退席した隙に、あわただしく手分けしてデジタルとボイスレコーダに供述調書、鑑定書などを収録したとみるべきである。

 

したがって、こうした取材は、医師の秘密漏示で論議されるべきではなく、詐欺罪、窃盗罪として立件されてしかるべき性格であるというのが、わたしの予見的結論である。しかもこの重要当事者は、「元法務省東京少年鑑別所法務教官」草薙厚子氏なのである。講談社の公式声明「奈良地検の一連の捜査は到底容認できるものではない」、日本ペンクラブの公式声明「表現の自由を踏みにじる」と抗議。。。とのことであるが、上述の嫌疑を晴らしてこそ言える、当り前の「表現の自由」であるのは言うまでもない。  (追記)  草薙厚子さんは私の著作にかかわる捜査で大変なご迷惑をおかけしたことをおわびします とコメントを出した。
 
また、容疑者が勤務する京都市内の病院も15日「大変ご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くおわびします」と病院長名のコメントを出した。  

 とのことですが、だれにご迷惑をお掛けしたか。。。謝る相手は誰を想定したコメントであると皆さんはお考えでしょうか。遺族でしょうか、国民でしょうか、鑑定医でしょうか、鑑定医の勤務病院でしょうか、講談社の社員でしょうか、まさか同類のマスコミにではあるまい。捜査地検?まさか。あと、誰か忘れたかな。。。?もういまい。。。。

 

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     少年は。。。どこへ行った!のだ。  

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 このたび、貴社が出版されたある書籍につきまして、公開質問させていただきます。まずは、その書籍の紹介を以下ご確認頂き、質問を後述致します。
アマゾンの書籍紹介********2007.10.16
内容紹介
IQ136
の天才少年はなぜ、自宅に火をつけたのか――
2006
620日、奈良県で発生した事件は日本中を震撼させた。全国でも屈指の進学校・私立東大寺学園高校に通う16歳少年が自宅に火をつけ逃走、焼け跡からは少年の継母と異母弟妹の3人が遺体となって発見された。事件後、少年は中等少年院に送られたが、事件の真相は少年法の厚いベールに包まれていまだに明らかになっていない。
著者の草薙厚子氏は、独自に入手した3000枚の捜査資料をもとに、少年と家族の実態に迫る。警察が作成した供述調書には、少年の振り絞るような肉声が残されていた。
僕はこれまでパパから受けた嫌なことを思い出しました。パパの厳しい監視の下で勉強させられ、怒鳴られたり殴られたり蹴られたり、本をぶつけられたりお茶をかけられたりしたことを。なんでパパからこんな暴力を受けなければならないんや。一生懸命勉強してるやないか。何か方法を考えてパパを殺そう。パパを殺して僕も家出しよう。自分の人生をやり直そう――僕はそう思うようになりました。(「第一章 計画/殺害カレンダー」より)
 
少年は4歳の時から、医師である父親にマンツーマンの勉強指導を受けていた。
指導はやがて鉄拳制裁とセットになり、少年は十年以上にわたって虐待に近い暴力を受け続けた。
少年はついに、父親殺害を決意する。中間テストの英語の点数が平均点に20点足りない――。直接の引き金となったのは、ただそれだけのことだった。そして実際に犠牲になったのは、憎んでいた父親ではなく、罪のない継母と弟妹だった。
本書には、少年が父親を殺そうと決意してから家に火をつけるまで、みずからの心の動きを赤裸々に記した直筆の「殺害カレンダー」が掲載されている。
  
父親は少年が医師となることを強く望んでいた。医師となるためには良い大学に行かなければならない。
そのためには勉強を強要するのもやむをえない――。そうしたひとりよがりの愛情が、いつしか少年を追い詰めていた。
今回の事件は、「特殊な家庭の特異な出来事」と言えるのか。過熱する受験戦争の中、わが子を「所有物」だと思っているすべての親は、この父親の予備軍かもしれない。本書はいま改めて、「家族のあり方」を世に問う一冊でもある。
 
著者について
草薙厚子(くさなぎ あつこ)
元法務省東京少年鑑別所法務教官。
地方局アナウンサーを経て、米通信社ブルームバーグL.P.に入社。テレビ部門のアンカー、ファイナンシャル・ニュース・デスクを務める。
 その後、フリージャーナリストに転身し、少年事件を中心に週刊誌、月刊誌に多くの記事を発表している。講演活動やテレビ番組のコメンテーターとしても活躍中。
著書に『少年A矯正2500日全記録』(文藝春秋)、『子どもが壊れる家』(文春新書)、『追跡!「佐世保小
六女児同級生殺害事件」』(講談社)などがある。
**以上、アマゾンの口上書きでした。(加筆なし)
  
さて。。。
現在、自称フリージャーナリスト草薙厚子氏は、元法務省東京少年鑑別所法務教官である。法務省の法務教官の履歴が物語るように、少年犯罪における鑑定書」がどのように作られ、どのように保管され、いつ提出されるか、誰が鑑別医であるかなど、すべてお見通し、すぐ調べられる内情に精通した人物であることは、容易に推察できるであろう。
 いかにして、通常のジャーナリストや一般人が手に入れることのできない奥座敷の資料を、狡猾に入手するか、お手のものである。
   
 さて、「独自に入手した?」3000枚の捜査資料?。。。捜査資料??誰が捜査したのでしょう。フリージャーナリストが少年の過去や心情をどのように捜査できるのでしょう。
  
 3000枚の資料とは、鑑定医が少年から聞き出したものを記述したものである。鑑定医が少年との面談・対話の中で引きだした精神医学的な問診と診断である。精神医学では、聞き出す側が異なると、引き出されてくるものが変わることは常識である。聞き出すことが、ひるがえして治療の一環でもある。
   
 こうした、鑑定医と少年の対話と治療の記録が3000枚の記録というわけです。フリージャーナリスト草薙氏が聞き出したのでも捜査したのでもない。
  
これを入手して、「何を書くというのでしょう」。人の筆で書かれてあるものをなぞる形で、どんなに言葉巧みに、書き下ろしても、それは作品とは言わない。ぬり絵に色を塗っただけである。ジャーナリストは、自らの目と耳と感性で、見たものを感じたものを、自分の筆に伝えて初めて、大衆の求める本当の「目」となるのだ。それが、本当に「ベールをはがす」ということです。
 
 色塗られたぬり絵は、はたして彼女の中で、真実なのでしょうか。試しに、3000枚の記録をすり替えても気づかないことになるだろう。私たち大衆は、こうした盗まれた筆からなぞった「ぬり絵」を見せられているに違いない。
 
 講談社およびジャーナリスト草薙氏及び資料入手に関わった方々は、このぬり絵で、わたしたちに一体何を問いかけようとしているのでしょうか。
精神鑑定医が心を砕いて、少年と向き合った記録をそのまま書き下したものを盗みだして、そのままなぞるだけなら、誰でもかけます。手分けして。はたして、この作品は、草薙氏の作品なのでしょうか。
講談社は、教育や社会を論ずる前に、今、正すべきこと、なすべきことはないでしょうか。
  
                   以上

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「目覚めよ file A-4」

夢見る掃除人 / 2007.10.16 09:30 / 推薦数 : 1
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目覚めるべきは、閉じ込められた美しい心だ。
わたしたちに残された時間は、多くはない。 
            
                by「空飛ぶカルテ」 
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目覚めよ
暗い淵に閉じこめられた美しい心よ
  
目覚めよ
ほんとうにしなければならないことは何だ
  
逃れることは出来ない
石で囲まれた牢獄で
やりとげることがあるなら
それは何だ
  
目覚めよ
朝の光りさえもむなしい打ちひしがれた心よ
  
目覚めよ
わたしたちは何のために生まれたのか
  
もはや止めることのできない
限られた時間の中で
言い残すことがあるなら
それは何だ
  
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