夢見る掃除人
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「昼下がりの事件簿(2)」

夢見る掃除人 / 2007.10.05 20:30 / 推薦数 : 1
「こういう者ですが。。。●●●先生はおられますか
 
 そう言って、身なりの良い青年風だが、どこか腰の据わったような色白の男が、受付に名刺をおもむろに差し出した。その後ろに、やや身を引きながら目立たないように、白髪交じりの中年風の男が立っていた。
 
 わたしは、診察室で午前の最後の患者を診ていた。
「えーと。じゃ、この薬きちんとのみましょうね。血圧は急には下がりません。少しずついいところへ落ち着きますから。来週必ず来てください。」
 
 患者が帰った後、受付が私のところに一枚の名刺を持って来た。
「先生。こういう方が見えられていますけど。」
○ネッ○エム○リー() 運営部 課長代理 ○屋○也。。。名刺の主は、先日の電話の件であることは、すぐ悟った。
 
「こちらへお通ししましょうか。」
「ん。」
 
 やはり来たか、二人で来るとは、たいそうな圧力感だな。。。と私は少し身構えた。
若い男が、診察室の開いたドアを、ゆっくりと入ってきた。その後ろで、すこし間を空けて、中年の男が間合いを取るように遅れて入ってきた。
窓の外は重い雲が空を覆い、すでに夕刻の兆しのような昼下がりだった。
。。。
(へっきしっ。まだ風邪がなおっとらんかな。ふぃいぇっくしょーん3に、つづく。)

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