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< 「別室の恐怖」 | メイン | 「医師の三条件」 >

「医者嫌いのすすめ」

夢見る掃除人 / 2007.08.31 00:55 / 推薦数 : 5
病院・診療所の「医師」は、巷ではその格式は地に落ち「医者」といいます。「医者」とは医をもっぱらナリワイにする者という意味である。「町医者」、「ながれ医者、」「はぐれ医者」、「やぶ医者」、「医者さがし」、「医者のたまご」、「医者の家系」とか、いろいろな使い方ができて便利である。
 
一般に「医者」に対する偏見は、まだ根強く、若い世代に医者のイメージを聞いても、はじめに「金持ち」、次に「偉い」、そして「頭がいい」と答える。3つそろった医者を私は見たことがない。金持ちの医者は、社会的には偉くないし頭もイカレテいる。地位のある先生は、金もないし頭のキレアジももう一つ。頭のいい先生は、ほとんどが貧乏で、社会的に偉いものもいれば、毎日秘書に叱られている@奴隷院長もいる。
  
また、「医師とは言えないが、一応、医を道にしている」という意味で、敬意を表した言い方に、「お医者さん」というのがある。上に「お」、下に「さん」の敬語をつけて、真ん中の下品な単語をサンドイッチにしている。なかなか食べやすそうな感じの単語ではあるね。
 
さて、医者を「せんせい」と呼ぶようになったのは、いつごろからか、歴史上定かでないが、いわゆる学校の「先生」ではない。医療業界では「せんせ」とか、「せんせっ」とか「せんせぇ」と発音が変化する。指示代名詞をつけるときは、「あのせんせ」とか、「例のせんせぇ」、「このせんせ」、「わたしのせんせー」、「あらせんせ」というふうに使います。
 
また、医療職員に言わせると、「もう仕事の時間ですよ」、「なんで早く言ってくれないの」、「いい加減にしてください」「これ忘れないでね」とか、いろいろな場面でのニュアンスが、この「せ・ん・せ・い!」という一言で表現できます。
   
外を歩いていて「せんせい」といえば、たいがい「なんのせんせ?」「どこのせんせ?」と聞かれる。たいした「せんせ」でなければ、これまた恥ずかしいもので、くつろいで大衆の集まる居酒屋に安心して行けない。誰かと連れだって飲みに行くと、すぐ医者であることがバレル。話の切り出しや、間合いに「せんせい」「せんせ」を連発するからである。たまたま知り合った人には、病気のことをネホリハホリ聞かれる。いちいち説明?インフォームドコンセントしないといけないのでしょうか。ほんと酔ってられないね。
 
むかしは、「せんせい」を顔の真ん中にぶら下げて店に入ると、サービスがよかった。ニコニコだ。話題も弾む。ハーレムですかっという感じでしたね。
最近は、エムスリーをはじめとするブログの御かげで、どこの店も「せんせい」の社会的程度、財布の程度、頭の程度が知れ渡ってきたので、サービスは中等度で、IT関連企業のハブリのイイ連中が入って来ると、席を譲らされたりなんかしてませんかね。
 
そこで、「せんせい」であることを隠して歩くと、たいへん心地よい。支払いも心持ち安くなる。値切ってよし、下品に笑ってよし。ときには、フテクサレテもいい。普通の会話で楽しみ、ごく普通に扱われて笑われて、ストレスが解消できる。医者嫌いの医者にとって、心が休まる時間は、何といっても「医者でない時間」ではありませんか。
      

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医者でない時間は医者であることを隠す傾向はアメリカでも見られます。もっともアメリカの医者は金持ちが多いですから、車のセールスには研究者だと嘘を言っているのを聞いたことがあります。

written by Tai-chan / 2007.09.02 16:08
##お返事
Tai-Chan先生こんにちは。研究者でごまかす。。。名案ですね。
そちらの国の方々は、プライバシーに関することをネホリハホリ尋ねる習慣はないようですね。日本ではご存じのように、自己紹介で必ず真っ先に職業をはじめに言います。出身大学とか、偉いか偉くないかを探られます。馴染みになると、相談に乗るはずが、職場や家庭の内部事情取調べ官みたいになってくる。。。こうした日本人特有?の会社人間・家庭人間としての人間の捉え方は、私は好きではありません。肝心な、「何を夢見ているか」をきかれることはありません。日本以外の国は、きっと、もっとラクチンで夢があるのかもしれません。

written by 夢見る掃除人 / 2007.09.03 13:48

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