2007.03.20 01:43 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(医療関連)  |  波良張  | 推薦数 : 0

臨床検査は大事だと思う

インターン時代に最初に受けた教育が私をこのように導いてくれたのだと思いますが、検査室によく出入りをしました。検査科の科長は病理の先生でした。病理解剖の結果や組織診断の結果をコメントするのに、GOKとかSOKと書いてありました。GOKというのは、God Only Knows つまり、神のみぞ知りたもう、=自分にはよくわからないという意味だそうです。SOKは先生のあだ名がサンちゃんだったので、Sanchan Only Knowsで自分はこのように思うという想い入りの診断だとのことでした。自分が育つに従がってコメントの内容が豊富になり、GOKが減ったとも言われていました。その先生に惹かれて検査室に出入りをしていると、検査結果を活かすのも、検査過程を知ると異なることを知りました。また、アーサーヘリーの最後の診断と言う小説がありますが、検査結果を活かすも殺すも、主治医次第だと思います。呉の病院に勤務をしたときも、検査室に出入りをしましたし、勤務をした病院でも同様にしました。血液像を自分でみるのは、白血病の患者では主治医の任務だと思います。尿も沈さを自分でみると、患者の経過が見えてきます。気になる患者の尿は自分でみました。細菌培養は検査技師がいなくても、自分で培地に植えておけば結果はそれだけ早く出ます。病棟に小さなフラン器を購入し、血液培養を何時でも行えるようにしました。髄液検査、血液化学検査なども自分で行えるようにしました。検査科の技師にも出入りをしていると仲良くして貰えて、時間外に使うことを許してもらえました。病院が研修指定病院になったときに、検査室を最初の研修科目にすることを主張して、そのようにしてもらえましたが、今の総合研修の科目にはなっていないようで、私は残念に思います。私が、検査技師を呼び出してやって貰った検査は輸血の交差試験だけです。自分で交差試験を行って輸血をしたこともあります。緊急のときに、自分で行って自分の血を輸血したこともありますが、基本的には専門家の目を大事にしました。

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

波良張
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2008/11 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック