開業小児科医が日頃拝見するのは、急性疾患の初期で、そのときが軽症であっても、その後に重症になるかもしれない、或いは更なる検査や入院が必要になるかもしれない、ある病気煮の治療にはどのような選択肢があるのかを知っていて関る必要があります。慢性疾患では、外来でどこまで診ることができるかなどを知っておく必要があります。また、予防接種に代表されるような保健的な関わりが必要になります。開業医には常に新しい、幅の広い知識が要求されています。教科書を含めた本を読む、雑誌などの刊行物を読む、講演会に出かける、学会に参加するなどの方法があって、知識を得てもそれが行動に生かされなければ生きた知識にはならないのです。医師会の講演会などで、座長が、明日からの診療に生かしますと講師に謝辞を述べられる場面によく遭遇しますが、地域の医療レベルがなかなか大きくアップしないのもよく知っていることです。自分の疑問を解決する、同じような仕事をしている仲間の行動を知ることが大事なのだと思います。それには自分から積極的に学習する態度が必要だと思います。単に講演を聴くのではなく、求めて動くことが必要だと思います。それには志を同じくする仲間と集うことが必要なのだと思います。
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